これまでノーマークだったのですが、たまたま面白そうな温泉があることを知り、訪ねてみました。


やって来たのはこんな場所です。一応、温泉地ということなのですが、ひっそりとしていました。
広場の奥に何やら祠のようなものが佇んでいます。あれは一体何でしょう?近づいてみると・・・あっ!

そこに鎮座していたのは一風変わった源泉井戸でした。ちょろちょろと温泉が垂れ流されています。

広場の奥に何やら祠のようなものが佇んでいます。あれは一体何でしょう?近づいてみると・・・あっ!

そこに鎮座していたのは一風変わった源泉井戸でした。ちょろちょろと温泉が垂れ流されています。

しかも、親切なことに案内板まで設置されているではありませんか。(画像は一部加工しています)
それによれば、鎌倉時代から存在している由緒正しい温泉なのだそうです。効能も豊かなようです。

それによれば、鎌倉時代から存在している由緒正しい温泉なのだそうです。効能も豊かなようです。

ただし、湧出量はあまり多くはありません。湯口周辺には温泉成分がべっとりと付着しています。


温度は27.0℃とかなり低く、温泉法の定義は満たしていますが、商業利用には不向きでした。

垂れ流された温泉は背後の空き地へと向かい、水溜りといいますか小規模な湿地を形成していました。
調べてみたところ、かつてはここに温泉宿が存在していたのだとか。火災により焼失したらしいです。


垂れ流された温泉は背後の空き地へと向かい、水溜りといいますか小規模な湿地を形成していました。
調べてみたところ、かつてはここに温泉宿が存在していたのだとか。火災により焼失したらしいです。

ちょっぴり感傷的な気分になってしまったものの、たらいで入ることが供養になると確信した私。
気を取り直してたらいを設置し、入浴の準備を開始しました。祭りなんだから元気を出さなくちゃ。

気を取り直してたらいを設置し、入浴の準備を開始しました。祭りなんだから元気を出さなくちゃ。

持参した塩ビパイプで源泉をキャッチ。エルボがあるので効率よく湯をたらいに送ることができます。


うんうん、いい調子です。強い日差しによりたらいがキラキラと光り輝き、神々しささえ感じました。


でもね、このちょろちょろの湯量では、たらいが満タンになるまで相当の時間を要しそうです。


ひたすら待つこと50分。ようやくたらいが湯で満たされました。これは見るからに気持ちよさそう。

あ~、もう最高。この日も猛暑日でしたからね。鎌倉時代に思いを馳せながら、冷泉浴を満喫・・・

あ~、もう最高。この日も猛暑日でしたからね。鎌倉時代に思いを馳せながら、冷泉浴を満喫・・・
コメント