ここしばらく三陸の旅の思い出を綴ってきましたが、今回で最後にしようと思います。
一昨年の秋にこんな列車が運転されました。
 
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臨時快速「銀河ドリーム号」です。これまた旅心をくすぐるネーミングですね。
盛岡を起点に、宮沢賢治ゆかりの地・花巻、民話の里・遠野を経て、終点釜石へと向かいます。
 
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この列車も、前回紹介した「ドラゴンレール号」と同様、快速列車でありながら寝台特急用の車両を使用。
「銀河ドリーム号」という名称は、もちろん宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』から来ています。
まさにそのイメージにぴったりの車両。日中の走行ですが、雰囲気が出ています。
 
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乗客にはこのような記念乗車証明書が配られました。なかなか凝ったデザインです。
 
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車内ではワゴンサービスも実施。旅の楽しみは駅弁!ということで、ロマン銀河鉄道SL弁当を購入しました。
こちらもこの列車のイメージにぴったりの掛け紙で旅情を盛り立てます。
 
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列車は花巻で進行方向が逆になり、JR東北本線からJR釜石線に入りました。
車内では宮沢賢治の作品の朗読や車窓風景のガイドが放送によって行われ、ますます旅情満点に。
 
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さて、「銀河ドリーム号」は列車旅ファンには有名な“Ωループ”を過ぎ、終点の釜石に到着しました。
 
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到着ホームでは地元の方々による熱烈な歓迎を受けました。
駅員の皆さんが掲げている横断幕には「ようこそ鉄と海の街 釜石へ」とあります。
 
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駅のホームからは、鉄の街を象徴する製鉄所がよく見えます。
 
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また、駅前にはこんなモニュメントもありました。
「ものづくりの灯を永遠に」・・・今読み返すと、胸にこみ上げてくるものがあります。
 
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ところで「銀河ドリーム号」の乗客には、磯汁無料振舞い券が配布されました。
 
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こちらがその磯汁です。さんまのつみれが入っていて大変美味しかったです。
その後、釜石駅に隣接したシープラザ釜石で海鮮丼をいただき、三陸の海の幸を満喫しました。
 
今、そのシープラザ釜石は避難所になっているそうです。
燃料や物資の不足、心のケアなどさまざまな問題を抱えていることと思います。
「ものづくりの灯を永遠に」・・・節電や募金ぐらいしかできない私ですが、
釜石の街に復興の槌音が鳴り響き、かつての活気が一日も早く戻ってくることを願っています。