昨年探索を試みるも発見に至らず、ずっと気になっていた宮城県の野湯に、先日再チャレンジしてきました。
 
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訪れたのは仙台市の郊外。まずは川に架かる橋の上から、調査地を遠望してみました。
この崖(写真では右側)の下の台地に、鉱泉(炭酸泉)が湧いているらしいのです。
しかし、こんな所いったいどうやって下りろっていうんだろう?崖下に通じる古い道があるようなのですが・・・
鉱泉湧出地のおおよその位置は把握できているのに、肝心の道の入口がなかなか見つかりません。
 
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焦った私は、たまたま近くで農作業をしていた人に道を尋ねました。で、教えてもらったのがこちら。
声には出しませんでしたが、「ここかよ?」って感じでしたね。とにかく分かりづらい場所でした。
去年来た時、ここの目と鼻の先を通過したんですけどね・・・
 
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入口を抜けると、所々荒れてはいるものの、しっかり道がついています。自然と早足になってしまいました。
 
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ある程度下りた所に、平坦地が現れました。よくよく見ると、笹薮の中に塩ビパイプ!
 
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誰かがここに不法投棄した可能性もない訳ではないのですが、私には獲物が近い証拠に思えました。
しかし、笹薮が視界を遮り、平坦地全体を見渡すことができません。私は耳を澄ませました。すると・・・
聞こえる!藪の奥から、さらさらと小川が流れる音がするではありませんか。無我夢中で藪をかき分けました。
 
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あっ!藪が途切れ、そこに沢が出現。昨年来の課題が氷解した瞬間でした。
 
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これですよ、探していたのは。地中に埋め込まれた塩ビパイプからドバドバ湧き出す源泉に、感慨もひとしお。
 
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辺りを調べてみると、他にも数か所で源泉が自噴していました。全体でかなりの湧出量があります。
 
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温度は24.5℃で、温泉法の定義にわずかに届きません。でも、私にはそんなことはどうでもよく思えました。
 
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ネット上の先人の記録は時間が経過しており、もしかしたら地震で枯渇したかもしれないなんて思っていました。
なので、今も健在であることが分かって本当にうれしかったです。
 
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たらいを取りに一度崖の上に引き返すことも考えましたが、とにかく一刻も早く入りたかったので、
今回は“たらいレス”にて入湯しました。(←ぶっちゃけ、崖の上まで戻るのが面倒くさかった・・・笑)
源泉の探索は、まさに宝探し。これだからこの趣味はやめられないんですよね・・・