静岡県焼津市にある「蓬来荘」にやって来ました。とある定期会合の会場として選んだ温泉旅館です。
 
イメージ 1
 
一見、何の変哲もないビジネス旅館のような外観です。市街地にあり、旅情を感じる立地条件ではありません。
でも、よく見てください。看板に「自噴天然温泉」とあります。この温泉がなかなかの実力派なのです。
 
イメージ 2
 
なお、こちらの旅館はお食事処を併設しています。食事のみの利用もできますが、温泉の日帰り利用は不可。
つまり、温泉に入るには必ず宿泊しなければならず、その意味では敷居の高い温泉と言えそうです。
 
イメージ 3
 
焼津市内を軽く観光した後、まだ日の高い時刻にチェックイン。早速お目当ての浴室に向かいました。
浴室は1つしかなく、男女兼用となっています。そのため、女将さんの調整による貸切制となっていました。
さあ、これが温泉ファンの評価の高いという浴室です。どこが凄いのかといいますと・・・
 
イメージ 4
 
何と、源泉が足元で自噴しているのです。常時ボコボコと音を立てながらピュアな源泉が供給される様は圧巻。
この光景にはもうすっかり魅了されてしまいました。しかも、苦塩味で微アブラ臭のする濃厚な源泉。
これは宿泊してでも入ってみる価値はある名湯だと思いました。温泉マニアが狂喜乱舞するのも納得ですね。
なお、濃厚な源泉はカランにも使用されていますが、石鹸が全く泡立ちませんでした。
 
イメージ 5
 
分析表によれば、源泉の温度は40.0℃と温め。そのため加温しているようですが、それは許容範囲です。
かけ流しなので、湯船に身を沈めれば、ザザーッと浴室の床に湯が溢れ出し、しばし洪水の状態に。
これは本当に贅沢ですよね。ささやかなことではあるけれど、至福のひと時ってこういう時間をいうんですよね。
 
イメージ 6
 
ただし、入浴にいろいろと制限があるのはちょっと残念でした。小ぢんまりとした旅館なので仕方ないですが。
実際、のんびりと入浴していたら、突如脱衣所の電話がけたたましく鳴り、何事かと思って受話器を取ると、
「次のお客さんがおいでになったので、そろそろ出てくださーい」と女将さんからの催促でした(汗)
 
イメージ 7
 
夕食は併設の食事処でご自慢の地魚料理を堪能。量が多くて、食べきれないと思うくらいでした。
美味しい料理にビール、日本酒もついつい進みました。幸せな一夜でしたね。
 
イメージ 8
 
やはり同じ温泉好きな人と一緒に泊まると、楽しさは倍増しますね。どうもありがとうございました。
ところで、この旅館の一番の名物は、温泉でも料理でもなく、元気のいい女将さんなのかもしれません・・・