かつて一部の温泉愛好家に親しまれていたレアな温泉が、群馬県の山中にひっそりと存在していました。
今はもう入れないと分かっているのですが、現況を確かめるために調査を行いました。
 
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ごくわずかな情報を手がかりに現地へ向かった私。やって来たのはこんな林の中でした。おや、前方に・・・?
 
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何と、林の中にポリバスが転がっているのを発見。事前の情報通りの展開なのですが、興奮してしまいました。
 
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こんな所にあったのか・・・実は到達にもっと時間がかかるのかと思っていたのですが、案外簡単でしたね。
無事発見できて安堵のため息をついた私でしたが、やがてそれは後悔のため息に変わりました。
 
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かつてはここで適温の温泉がドバドバと自噴していたそうですが、今は栓で塞がれてしまっています。
その栓は相当強固でびくとも動かず、一滴の漏れすらありませんでした。分かっていたこととはいえ、残念です。
 
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ポリバスの横に放置されているこの浴槽。コアな温泉ファンの方ならきっとよくご存知ですよね。
そう、これがかの有名なZ型浴槽。これに気持ちよさそうに浸かっている先人の姿に憧れたものでした。
当然、全身浴ならポリバスの方が快適に決まっていますが、あえてZに入ることに意義があったと思いますね。
 
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調べてみたところ、垂れ流しの源泉パイプが栓で塞がれたのは、平成21(2009)年の秋頃のようです。
もっと早く来ていれば・・・後悔しても時すでに遅し。復活もほぼ絶望的だと思っていた方がよいのでしょうね。
 
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今の時季であれば、森林浴と同時に、源泉かけ流しによる贅沢な湯浴みを満喫できたに違いありません。
ポリバスもZ型浴槽もそれほど朽ちずに残っていることがせめてもの救いのようにも思えてきました。
「願い事が1つだけ叶うなら、あの日に帰りたい・・・」
過去を振り返ってばかりいては、今を楽しく生きることはできないこと、痛いくらい分かっているつもりですが・・・