急に思い立って出かけた遠征先で偶然見かけた小さな沢。それは初め、何の変哲もない沢だと思われました。

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でも、この沢にどこかタダモノならぬ雰囲気を感じ取った私は、その流れを追跡してみることにしたのでした。

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流れを追って森の中へ。やがて前方に倒木が見えてきました。今年の冬の大雪によるものでしょうか。
ここで私は視線の先の驚くべき光景に気がつき、目が釘付けになってしまいました。ほら、分かりますか?

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どこからともなく伸びてきた黒いホースが、倒れた樹木の根元の部分に絡まりついているではありませんか!

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もともと地面にベタ置きされていたホースが、倒木によってたまたま起き上がったのかどうかは分かりません。
でも、絶妙な高さにパイプが刺さっているのがおかしくて、私はかなり興奮してしまいました。これは素晴らしい!

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温度を計測してみると、26.0℃と低いながらも温泉法の規定に到達。これは立派な天然温泉なのでした。
こんな場所に垂れ流しの温泉があるとは思いもしませんでした。たまたまとはいえ、素敵な発見をしたものです。

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今度はホースがどこから来ているのかが気になったので調査してみると、少し離れた所に井戸がありました。
動力装置はなく、掘削自噴の井戸のようです。金属の腐食具合からすると、結構昔に掘られたみたいですね。

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さて、当然私はたらいで入る気満々です。たらいで温泉に入るのは昨年の12月以来。うれしかったですね~

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それにしてもすごい湧出量です。この角度で眺めると大迫力!もう笑いが止まらなくなってしまいそうでした。

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あっという間にたらいから湯が溢れ始めました。これは豪快な源泉かけ流し入浴になりそうです。では・・・

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う~ん、これはもうたまりません。恍惚のひと時というのはこういうことを言うんでしょうね。本当に幸せでした。
しかもほのかに硫化水素臭がして嗅覚を適度に刺激します。ベタつき感が残る、実に良好な泉質なんですよ。

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倒れた木の根がまるで目隠しのための幕のようでもあり、ちょっとした隠れ家風な雰囲気なのも気に入りました。
この光景、とってもシュールですよね。ええ、私の趣味がかなり倒錯していることは十分自覚していますよ・・・