遠征中は湯巡りに没頭し過ぎて食事を取らないこともしばしばある私ですが、今回ある食堂に立ち寄りました。

イメージ 1

岩木山の麓に立つその食堂は民家のような外観をしています。眺めはいいのですが、ちょっと寂しい場所です。

イメージ 2

その食堂の名は「小松野温泉旬楽」。そう、温泉に入れる食堂なのです。こういう温泉を食堂系温泉といいます。
「食事のできる温泉」は全国に山ほどありますが、「温泉に入れる食堂」というのは結構貴重な存在と言えます。

イメージ 3

お盆期間中なので営業しているかどうか不安でしたが、暖簾が出ていて、看板にも営業中と書いてあります。
しかし、人の気配が感じられません。帰省客や観光客の賑やかな声は聞こえず、静まり返っていました。

イメージ 4

それでも勇気を出して中に入ると、閑古鳥が鳴きつつもしっかり営業中でした。とりあえず一安心です。
なお、ここは300円で入浴のみの利用も可能のようです。私は空腹でしたので食事後に入ることにしました。

イメージ 5


入って右奥には居酒屋のようなカウンターがありました。席に座っておられるのはこちらのご主人のようです。

イメージ 6

私はこちらの小上がり席を利用。ぬいぐるみがたくさん置かれていて、とてもアットホームな雰囲気でした。

イメージ 7

本当は生ビールをグイッとやりたいところですが、この後も車の運転がありますのでそれはぐっと我慢。
食事は無難に味噌ラーメンにしました。すると、嶽きみがサービスでついてきました。これはうれしかったですね。

イメージ 8

すっかり満腹になった後は、いよいよお目当ての温泉へ。浴室はシンプル・イズ・ベストで、当然貸切でした。

イメージ 9

湯量は豊富で源泉かけ流し。この無骨なパイプからドバドバと投入されています。周囲は成分でコテコテです。

イメージ 10

湯は浴槽内に設置されたこのパイプから排出されています。このパイプもまたいかにも無骨で気に入りました。

イメージ 11

それでも湯船に入れば簡単に湯が溢れ出してしまいますので、床や溝は成分でコーティングされています。

イメージ 12

湯がかかってしまう壁や床の見事な変色ぶりは、それだけこの温泉が濃厚であることを雄弁に物語ります。
角に立てかけられている長いパイプは高温の源泉を逃がすためのものでしょうか。

イメージ 13

笹濁りの濃厚の湯はベタつきもあり、なかなかヘビーな浴感が得られます。津軽の実力を思い知らされました。

イメージ 14

のんびり入浴していたらすっかり遅くなってしまったのですが、帰る時、周囲があまりにも真っ暗なのでビックリ。
玄関に侘しく灯るランプがとても印象的でした。どうかいつまでも頑張って営業を続けてくださいね・・・