(第2話からの続きです)
秋田では2分間の停車時間だったのですが、乗務員の交代が行われたほか、車内販売員が乗車してきました。
最近では車内販売を取り止める列車が多くなりましたが、長旅にはやはりありがたい存在だと思いますね。

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車内販売では定番の飲み物やおつまみなどを一通り揃えていましたが、人気があったのは記念グッズです。
これは今回の青森いなほ号の復活運転をした記念プレート(サボ)。当然、飛ぶように売れていました。

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裏面のデザインもなかなかいいですよね。でも、どうせなら頭上のライトが2つだったらいいのにとも思いました。

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また指定のお土産品を購入すると、このような乗車記念カードがもらえます。なかなか商魂たくましいですね。
このカードを目当てにお土産品を“爆買い”している人も。どこかレトロ感漂うデザインで気に入りました。

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秋田を出発。奥羽本線・秋田新幹線の線路を進行方向左側に見ながら、列車は羽越本線へと入っていきます。

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秋田の次の羽後牛島では、定期列車のいなほ1号と交換しました。現役とOBの顔合わせということになります。
正直な話、私はまだあの「フルーツ牛乳」には慣れないんですよね。やはりいなほは国鉄色が合っています。
例えて言えば、ドラえもんの声はやっぱり大山のぶ代さんだよな~っていうのと似たような感覚だと思います。

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秋田の市街地を抜けると、やがて海岸に出て国道7号と併走するようになるのですが、ここで秋田名物を発見。
ほら、分かりますか?道端にビーチパラソル。かの有名な「ババヘラアイス」を販売しているおばちゃんです。
まだ3月なのに、もう活動しているんですね。ドライブでも、この姿を見かけると秋田に来たことを実感します。

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日本海が間近に見えてきたところで昼食にしたいと思います。時刻もちょうど正午を過ぎた頃ですしね。

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今回のツアーはお弁当付きのコースです。青森駅出発時、乗客全員に帆立釜めし弁当が手渡されました。

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しかも、特製の掛け紙付きです。いなほのヘッドマークをベースにした素晴らしいデザインです。これはいい!
本来掛け紙は、弁当を包んで輪ゴムなどで留めて使用するのですが、そんなことしたら紙が傷んでしまいます。
業者の方もそれは重々承知で、弁当とは別に手渡しで掛け紙をくれました。これはもう常識になっていますね。
掛け紙もまた立派なコレクターズアイテムですから。クリアファイルを用意してきたのは言うまでもありません。

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うわ~、これは美味しそうですねえ。色彩も豊かで、目でも楽しめるお弁当です。国鉄色の列車で食べる駅弁。
景色のいい路線ということもあり、また4人分の席を独占していることもあって、それは優雅な昼食タイムでした。

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羽後本荘に到着です。ちょうどこの辺りが青森と新潟の中間になります。もう旅が半分終わってしまいました。

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秋田・山形の県境区間は、羽越本線の中でも特に景色がいい区間なので、車窓から目が離せなくなります。
進行方向右側には日本海の大パノラマ。波はどこまでも穏やかで、もうすっかり春の海の様相でした。

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一方、進行方向左側には残雪を抱いた鳥海山。この雄大な景色を駆け抜ける国鉄色の特急は絵になります。

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実際、鳥海山をバックに列車を撮影できる有名なポイントには、たくさんの撮り鉄さんが集結していました。

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列車は酒田へ。珍しいことに2番線に入りました。ここから先はJR東日本新潟支社の管轄エリアになります。
そのこともあってでしょうか、もう旅が終わりに近づいてきたような感覚に陥ってしまった私がいました・・・(続く)