多くの温泉ファンに愛されたあの激渋温泉は今どうなっているのだろう?気になった私は調査に出かけました。

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現場に到着した私は、その変わり果てた姿に唖然としてしまいました。建物が重機の餌食になっていたのです。

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そこには思わず目を背けたくなるような光景が。建物自体、結構価値があったはずなんですけどね。残念です。

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しかし、敷地内の最も奥、一段低い場所にあるこの建物はまだ解体されずにいました。これはもしかして!?

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そこでちょっとだけ探検してみることに。件の建物へと続く階段を慎重に降りていきます。さすがに緊張します。

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階段を降り切った場所には大きく傾いた棚が。足下の床面が不安定で、基礎がもうダメになっているようでした。
さて、もうお気づきの方もいると思いますが、ここはかつて脱衣所だった場所なのです。では、浴室はというと・・・

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おお、何とか健在しているではありませんか。長方形の2つの湯船は堅牢な石造りで、今も生き残っていました。

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しかし、浴室内には泥が厚く堆積しています。これはすぐ脇を流れる川が氾濫し、浸水した痕跡なのでしょうね。

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ただし、湯船に注がれている源泉は清澄そのものです。これなら今すぐにでも入ることができそうに思えました。

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とはいえ湯の温度は51.3℃と激熱。これは私の入浴可能範囲を超えてしまっています。さて、どうしたものか。

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一方、奥の湯船は31.2℃でした。こちらには源泉がほとんど投入されておらず、湯が淀んでしまっています。

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そこでちょっとした工事を実施。奥の湯船にもきれいな源泉がたくさん注ぎ込むよう、流路を調整することに。

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即席の突貫工事ではありましたが、その結果、少しずつ高温の源泉が奥の湯船にも向かい始めたのでした。

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やがて湯の温度が46.8℃にまで上昇。泥汚れが気になりますが、あっさり妥協して入ることにしました。

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実は私、この温泉に入るのはこれが初めてでした。そのうち入ろうと思っていたら、施設が閉鎖されてしまって。
在りし日の姿を思いながらの入浴となりました。激渋な温泉に「そのうち」は禁物。改めて自戒した私でした・・・