青森県には何度も行ったことがあるというのに、まだ一度も入浴を果たせていない温泉施設がたくさんある私。
この夏、青森県のある温泉施設が閉鎖されることを知り、かなり無理をして惜別入浴に出かけることにしました。

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やって来たのは弘前市の津軽長寿温泉です。市の中心部からほど近い、住宅地の真っただ中にありました。
JR弘前駅からレンタサイクルで約20分。看板の背景の津軽の広い青空が、早い秋の訪れを感じさせました。

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こちらが建物の外観です。時間に余裕を持って到着したので、駐車場にはまだ一台も車が止まっていません。
おかげですっきりとした全景写真を撮ることができました。津軽の青空に映える、なかなか趣深い建物ですね。

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建物はまだ新しく、鄙びは感じられませんが、浴場の屋根や外壁が古民家調で、レトロな雰囲気が漂います。

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入口への細長い通路は吹き抜けになっておりモダンな感じでした。開店待ちの人に優しい設計だと思います。
これなら雨に打たれることもなく、夏の強い日差しも避けることができますから。ベンチもまたお洒落ですよね。

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入口の自動ドアにはオリジナルのロゴマークが。実印のようなデザインがユニークです。いいセンスですね。

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いいセンスといえば、敷地内にさりげなく立っていたこの石柱も気に入りました。素朴な土地柄が伝わりますね。

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そして、入口の脇には営業終了を告げる案内板が。「温泉運営に伴う費用増大」が営業終了の理由だそうです。

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もっとも、敷地内には同系列の有料老人ホームがあります。今後は入所者専用の温泉になるということでしょう。

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この看板は1キロ手前の街中に設置されていたものです。営業時間が午後4時からに修正されていますよね。
以前は早朝6時から営業していたそうで、大変便利な存在でした。それが今年の4月に営業時間を大幅に縮小。
そのため私のような遠方に住む温泉ファンには利用が困難になってしまったのです。閉鎖への布石でしょうか。

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今回、日帰りでの強行軍なので、夕方4時の営業開始を待っての入浴。一番乗りを狙って、やる気満々です。
しかし、4時が近づくと地元の方々が続々と集結。それを受けてか、3時50分には入口のドアが開きました。

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内部は診療所みたいな雰囲気ですね。やはり福祉系温泉だからでしょうか。しかし、かなり簡素な空間でした。
もしかしたら、営業終了に向けて、備品の処分がもう始まっていたのかもしれません。本棚もすっきりです。

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料金は大人370円。青森県内ではやや高めの部類になるのかもしれませんが、良心的な設定だと思います。
ここで私にピンチが発生。常連客はいちいち券売機で入浴券を買うはずもなく、回数券でさっさと受付を通過!
浴室内の写真を撮りたいがために一番乗りを狙い早く到着した私を、次々に追い越して行ったのです・・・(続く)