(前編からの続きです)
8月31日(水)をもって営業終了となる津軽長寿温泉。私が駆け込みで訪問したのは27日(土)のことでした。
しかも、日帰りでの強行軍!温泉は午後4時にオープンなのですが、5時までに弘前駅に戻らねばなりません。

イメージ 1

勝手知ったる常連客のスピーディーな行動に少々戸惑いつつも、最初で最後となる入浴を楽しもうと思います。
時間が限られているので忙しかったのですが、脱衣所の前で立ち止まってしまいました。この暖簾、いいなあ。
そう、津軽長寿温泉オリジナル暖簾で、シンプルさの中にも洗練された和のテイストが感じられ、趣深いのです。

イメージ 2

脱衣中の常連さんを横目に、速攻で浴室内部をパチリ。とりあえずこの写真を撮ることができてよかったです。
浴室はそれほど広くはないのですが、充実した設備が効率よく並んでいて、実に機能的な空間となっています。

イメージ 3

さあ、私も服を脱いで温泉を堪能することにしましょう。熱い湯が好きなので、まずは高温風呂をチョイスです。
これは美しい色をした湯ですねえ。窓から差し込む太陽光線の効果もあるのでしょうが、湯が金色に見えます。

イメージ 4

分析表によれば、源泉の温度は34.5℃ですから、加熱されているということになります。でも、鮮度は抜群。

イメージ 5

高温風呂と中温風呂の間の仕切りに湯口があります。浴槽の大きさの違いで、温度に差をつける仕組みです。

イメージ 6

常連さんの多くは中温風呂を利用しており、高温風呂は空いていました。あ~、やっぱり来て大正解でしたね。

イメージ 7

青森の温泉には打たせ湯の設備が多い気がするのですが、ここにもご多分に漏れず打たせ湯がありました。

イメージ 8

こちらは非加熱の源泉を落としているようです。ここにずっと浸かっているのも、決して悪くはありませんよね。

イメージ 9

しかし、私が一番楽しみにしていたのは、浴室の左奥にあるこちらの浴槽。夏向けの低温源泉風呂なんです。

イメージ 10

この浴槽には、非加熱の源泉が蛇口からドバドバと注がれており、その光景は圧巻そのもの。素晴らしいです。
ただ、メインの浴槽(高温風呂・中温風呂)に注がれる源泉とは別物という印象があります。1号泉なのかな?

イメージ 11

こちらの低温風呂は人肌程度の温度なので、いつまでも浸かっていたくなる、超気持ちのいい温泉なんです。
まさに夏にはピッタリ。時間があれば、ここでいつまでも過ごしたくなります。まさに魔性の温泉と言えそうです。

イメージ 12

さらに極め付きはこの風呂桶。津軽長寿温泉オリジナルで、あのケロリンでおなじみの睦和商事製です。
さすがの永久桶もくたびれていましたが、営業終了間際にして実物を拝むことができ、本当によかったです。
津軽には街中にたくさん温泉施設がありますから、この温泉が姿を消してもさほど困らないのかもしれません。
でも、やはり寂しいですよね。1つ、そしてまた1つ、味わい深い温泉が消えていく。時代の波に抗うこともなく・・・