訪問したのはかなり前のことになりますが、いつか一度行ってみたいと思っていた岩手県の温泉を紹介します。

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その施設とは、奥州市の「やけいし館」です。宿泊施設ですが日帰りも可能で、気軽に立ち寄ることができます。
しかも、早朝6時から深夜11時までと営業時間が長いのが魅力。地元の方々にも利用しやすくなっています。

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建物はドイツの木骨造りを連想させる外観でなかなかおしゃれな雰囲気です。鄙びた感じは全くありません。

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なお、周囲一帯は「ひめかゆ健康の森」として整備されています。冬はスキー場として利用されるようですね。
ここで注意。すぐ近くに「健康クアパークひめかゆ」という温泉施設(上の写真の看板右下)があるのですが、
そちらはいつも家族連れなどで混雑しがちな上、典型的なセンター系で温泉マニアの評価は低くなっています。
マニアならばやけいし館一択!一般的なお客さんが健康クアパークひめかゆに流れるのはむしろ好都合です。

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やけいし館はスキー場の目の前にあるためシーズン中は賑わうのでしょうが、この日は閑散としていました。

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受付を済ませて浴室へと向かいます。1階の休憩所や土産物の販売コーナーが結構広々しているのに対して、
浴室へのアプローチは窮屈な印象。これもまた家族連れに敬遠される原因になっているのかもしれませんね。

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貴重品ロッカーはコインリターン方式なのがありがたいです。まあ漢字の間違いはご愛嬌ということで・・・(笑)

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脱衣所もびっくりするくらい狭かったです。でも、こんなところB級感が漂っていると前向きに受け取りましょう。

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この施設がマニアに評判が高い理由。それはずばり泉質の良さです。それを裏付けるような掲示に大興奮!

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浴室は至ってシンプル。俗っぽい余計な設備は何一つありません。そのため共同浴場のような雰囲気です。

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浴槽には高温の源泉が量を絞って投入されています。実はこの源泉、芳しいアブラ臭を放つんですよ。
もう、それだけで私は大満足!何度も湯口をクンクンしたのは言うまでもありません。これは魔性の湯です。

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源泉が高温なので加水できるようになっているのですが、施設側は加水を推奨している訳ではないようです。
蛇口の腐食具合が源泉成分がいかに濃厚であるかを雄弁に物語っていました。こんな点も好印象でしたね。

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湯船に体を沈めると、ザザーっと勢いよく湯が床に溢れ出しました。何とも贅沢な気分です。来てよかったな~

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ただし、脱衣所の掲示によると、加水だけでなく、循環ろ過装置と塩素系薬剤の使用もありとのことでした。
でも、泉質が濃厚なためかほとんど気になりませんでしたね。それだけ湯の実力が凄いということなのでしょう。

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という訳で、時間の許す限り極上のアブラ臭温泉を満喫。そう、ここは知る人ぞ知るアブラリゾートなのです・・・