今回の山梨遠征は列車ではなく、車を利用しました。もちろん、たらいを積んできたことは言うまでもありません。

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せっかくなので、たらいで温泉に入りたい。そう思った私は、夏草の生い茂る、とある造成地にやってきました。

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お目当てはこの物体です。事前におおよその場所を突き止めてはありましたが、無事発見できて安堵しました。
「立入禁止」と「火気厳禁」の看板。もうこれは間違いありません。“獲物”を目の前に、胸が一気に高鳴りました。

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フェンスの中を凝視すると、「温泉用水中ポンプ制御盤」の文字が確認できました。そう、ここは源泉地なのです。
では、人目を盗んでフェンス内に侵入しようとでも?いやいや、そんなつもりは端からないのでご安心ください。

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ほら、フェンスの中から太いホースが伸びていますよね。う~ん、これは久しぶりの大捕り物になりそうだなあ。

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ホースは結構長く、コンクリートの壁の下まで続いています。その先は、果たしてどうなっているのでしょうか。

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壁の上に立って下方に目をやると、ホースの先が草むらに隠れていますが、ゴボゴボという音がしていました。
どうやら貯湯槽をオーバーフローした湯が、側溝に捨てられているようです。私は早速準備に取り掛かりました。

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周囲の草を足で踏みつぶしてスペースを確保。張り切ってたらいをセットしました。しかし、どうしたことでしょう?
湯がストップしてしまったではありませんか。湯は常時垂れ流されているのではなく、周期があるみたいですね。

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まあ、ここは焦らず気長に待つことにしましょう。ちなみにこの場所は周りの土地よりも一段低く、目立ちません。
しかも、サバンナのごとく背丈の高い夏草が生い茂っていますので、そう簡単には見つからないと思いますね。

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待ちくたびれてつい居眠りしそうになったその時、湯の放出が始まりました。待った甲斐があったというものです。

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湯の温度は32.8℃とまさに真夏向け。猛暑日に火照った体をクールダウンするのにちょうどいい温度ですね。

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しかも、見てください。たらいの内側には無数の泡がびっしりと付着。さすがは山梨、泉質は極上レベルです。

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さらに驚いたことには、湯の勢いが徐々にエスカレート!ホースがのた打ち回り、制御不能になりそうな位です。

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これはもう笑いが止まりません。いつまでもこの光景を眺めていたいと思いましたが、また湯が止まるのは確実。
このドバドバモードのうちに、さっさと入ってしまいましょう。周囲を気にせず衣服を脱ぎ棄て、たらいに即ドボン!

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いや~、最高ですね。これぞマニアにとっての秘密基地です。私は思わず口ずさみそうになってしまいました。
「10年後の8月 また出会えるのを信じて 最高の思い出を」 君がくれたもの、それはとっておきの野湯・・・