前から行きたいと思っていたステンバス温泉。それは山の中の平坦地にポツンと存在していました。

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やって来たのは人里から遠く離れた場所。深山の奥の懐に、こんなにも素晴らしい温泉があるなんて。

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あっ!もうこの瞬間、私は昇天してしまいそうでした。だって私の好みにドンピシャなんですもの。

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何と美しい光景でしょう。どなたかが清掃してくださったのでしょうか。ピカピカのステンバスです。

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ステンバスにはどこからともなく延びてくるホースから湯が大量に注がれ、豪快に溢れ出しています。

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湯量は半端ではありません。湯が淀むことがないので、ステンバスがなかなか汚れないのでしょうね。

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湯は無色透明ですが、ステンバスに注がれると、どこか神秘的な色付きがあるようにも思えてきます。

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実はこの温泉、常時垂れ流しなのではなく、時間帯によっては湯の投入が停止してしまうそうです。
もし止まっていたらどうしようって思っていましたが、訪問時はずっと出っ放しでした。ラッキー!

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ステンバスから溢れ出した湯は、小川となって森の奥へと流れ去っていき、その先の川に落下します。

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ロケーションといい、佇まいといい、本当に奇跡的な温泉だと思います。そう、奇跡的と言えば・・・

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湯の温度が33.3℃だったのです。まあ、たまたまゾロ目だったのですが、少しうれしかったです。

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あ~、これは気持ちよ過ぎ。訪問したのは8月でしたので、湯の温度は全く問題ありませんでした。
この一湯のために約10年間ブログをやって来ました、というのはウソですが、本当に幸せでしたね。

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湯に浸かりながら、私はふと思いました。「いきなり恋してしまったよ、夏の日の君に」ってね・・・