付録を目当てに雑誌を買ったり、景品を目当てにビールを買ったり、ということは私には結構よくあることです。
さて、先日こんな宿に泊まりました。福島県岩瀬郡天栄村の「御宿星野屋別館」です。岩瀬湯元地区にあります。
到着した時、元気のよい犬2匹が出迎えてくれました。警戒心が強いのか、けたたましく吠えまくっています。
この宿の自慢は、この「渓谷展望風呂」です。大きな窓から鶴沼川の眺めを満喫することができるのです。
露天風呂はありませんが、窓が大きいので内湯でも開放感がありました。お料理も美味しく、静かでよかったです。
しかし、私がこの宿に泊まった真の理由は別にあります。宿から少し離れた場所にこんな建物があるのですが・・・
看板の類は何も掲げられていません。素っ気ないただの小屋のように見えますよね。ドアは施錠されています。
看板の類は何も掲げられていません。素っ気ないただの小屋のように見えますよね。ドアは施錠されています。
しかし、私はこの小屋の鍵を手にしています。そう、星野屋別館の女将さんから、この鍵を貸してもらったのです。
つまり、堂々とこの小屋の中に入ることができるという訳なんです。では、この中はどうなっているかというと・・・
つまり、堂々とこの小屋の中に入ることができるという訳なんです。では、この中はどうなっているかというと・・・
おお~、これは素晴らしい。そこには漢字の「日」の字の形をしたコンクリート製の激渋な湯船がありました。
そう、実はこの小屋、温泉なんです。かつてはいわゆる「ジカ専」で、一般人は入ることができませんでした。
そのジカ専が、星野屋別館の貸切風呂として開放されたと聞いて、どうしても入ってみたくてやってきたのです。
そう、実はこの小屋、温泉なんです。かつてはいわゆる「ジカ専」で、一般人は入ることができませんでした。
そのジカ専が、星野屋別館の貸切風呂として開放されたと聞いて、どうしても入ってみたくてやってきたのです。
入口のドアの向こうはいきなり浴室で、脱衣所はありません。脱いだ服は、湯船の脇のベンチに置きました。
壁も天井も骨組みがむき出しでいかにも仮設風な佇まいなのがいいですね。屋根と壁の間には隙間がありますし。
注がれるのは「湯元温泉内湯」源泉。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、もちろん源泉かけ流しです。
源泉の温度は未測定ですが、かなり熱めです。これがまず入口から見て左側の湯船にコンコンと注がれます。
そして、左の湯船のオーバーフローが右側の湯船に流れ込む仕組みになっています。つまり、右側はやや温めです。
熱い湯が好きな私は当然左一択なのですが、せっかくなのですから、時間の許す限り左右交互に楽しみましょう。
熱い湯が好きな私は当然左一択なのですが、せっかくなのですから、時間の許す限り左右交互に楽しみましょう。
あ~、この激渋温泉に入れる日が来るなんて。実に感慨深いものがありました。これは本当にありがたいですね。
女将さんによれば、宿泊客でこの貸切風呂の利用を希望する人はほとんどいないとのこと。何ともったいない。
なお、700円支払えば日帰り利用も可能です。まあ、喜んで入りに来るのはきっとマニアだけでしょうね・・・
女将さんによれば、宿泊客でこの貸切風呂の利用を希望する人はほとんどいないとのこと。何ともったいない。
なお、700円支払えば日帰り利用も可能です。まあ、喜んで入りに来るのはきっとマニアだけでしょうね・・・
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にしやん
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