「鹿教湯温泉国民宿舎鹿月荘」の次に向かったのは、同じ上田市の南部にある「武石温泉うつくしの湯」です。

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こちらも今まで一度も訪れたことがなかった温泉施設です。思っていたよりもずいぶん大きくて立派な建物でした。

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建物はそんなに傷んでいないように見えますが、機械設備等の老朽化に伴う施設改修工事のため休館となります。
休館期間は4月1日から長期に及ぶ見込みで、一応年内の完成を目指しているとのこと。しばらくお別れですね。
(写真のブレはご容赦ください)

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館内は広々。浴室の面積もかなり大きく、大広間等休憩のための設備も充実していて来客で賑わっていました。

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印象的だったのは郷愁を誘うこの装飾。素朴な土地柄を反映しているようで、見ているだけで心が温まりました。

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2つある浴室は週替わりで男湯・女湯が入れ替わります。私が訪問した日は「あさま」が男湯となっていました。

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比較的空いていて快適でしたが、内湯は常時人がいる状態でした。一方、露天風呂では独占の機会がありました。

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野趣に富んだ岩風呂はすっぽり屋根に覆われてはいるものの眺望は抜群。開放感がある造りになっています。

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いわゆるセンター系の温泉ですから循環併用・塩素使用は仕方ありませんが、私はそんなに気になりませんでした。
湯口にも温泉の析出物が付着していますし、泉質はまずまず。湯の使い方も決して悪くはないと思います。

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温泉分析書を見てちょっと気になったのは、「ほとんど無色透明、塩味・鹹味・苦味を有す、無臭」の表記です。
塩味と鹹味ってどちらも塩辛いという意味ですが、わざわざ併記しているのはなぜだろう・・・まあ、どうでもいいか。

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信州の美しい山と農村の風景を眺めながらまったりと入浴できました。また元気に帰ってきてくださいね・・・