前から欲しいと思っていたアイテムが、セールで安くなっていたので試しに購入してみました。通販での購入です。


それがこちら。一見、モバイルバッテリーのようですが違います。(実は、モバイルバッテリーとしても使えます)

付属品としてJ字型の金属製パイプと、3mのシリコンホース、連結用エルボ、エアストーンが同梱されています。


付属品としてJ字型の金属製パイプと、3mのシリコンホース、連結用エルボ、エアストーンが同梱されています。

そう、これは充電式のウォーターポンプなんです。浅い湯溜りから湯を汲み上げるために欲しいと思っていました。
これまで電池式の灯油用ポンプを使ったことはありますが、やっぱり充電式の方がコスパがいいですよね。
なお、本来は釣りやキャンプなどでの使用を想定しているようです。まあ、タライングも立派なアウトドアなんで。

これまで電池式の灯油用ポンプを使ったことはありますが、やっぱり充電式の方がコスパがいいですよね。
なお、本来は釣りやキャンプなどでの使用を想定しているようです。まあ、タライングも立派なアウトドアなんで。

このアイテムの実力を試してみたい。そう思った私は、テストに最適な垂れ流し温泉のある場所に向かいました。
今年の2月、雪が積もる中、苦労してホースで引き湯して入ったあの温泉です。(→「寒九のお湯汲み?」参照)

今年の2月、雪が積もる中、苦労してホースで引き湯して入ったあの温泉です。(→「寒九のお湯汲み?」参照)

この温泉は湧出量が変動しやすく不安定であるという問題があるのですが、この日はしっかり自噴していました。


温度も25.3℃ときちんと温泉法の定義を満たしています。2月は修行でしたが、初夏なら快適な入浴ができます。


では、早速テスト開始です。平坦な場所にたらいを置き、蛇口パイプを取り付けたポンプ本体を装着します。
ポンプにはフックとクリップが付いているのですが、フックをたらいの縁にある穴に引っかけてぶら下げました。

ポンプにはフックとクリップが付いているのですが、フックをたらいの縁にある穴に引っかけてぶら下げました。

一方、温泉の湧出口付近の地面を軽く掘り、石を使って流れを堰き止めて小さな湯溜りを作りました。
ここに給水口となるエアストーンを静かに置きます。土砂でエアストーンが目詰まりしないよう注意が必要です。

ここに給水口となるエアストーンを静かに置きます。土砂でエアストーンが目詰まりしないよう注意が必要です。

さあ、準備OKです。緊張しながらスイッチを押すと・・・やった~、湯がポンプアップされ投入され始めました。


こういうのって本当に楽しいですよね。こんなに夢中になったのは久しぶりかもしれません。童心に返りました。


ただし、いくつか問題点があることも判明しました。まず、フックを1点の穴に引っかけただけではグラグラします。
対策として、たまたま側に転がっていた木の枝をたらいとポンプの間に挟むことでグラつきを低減させました。
また、付属のシリコンホースが柔らか過ぎて、ポンプの吸引力に負けてすぐにぺちゃんこになりがちでした。

対策として、たまたま側に転がっていた木の枝をたらいとポンプの間に挟むことでグラつきを低減させました。
また、付属のシリコンホースが柔らか過ぎて、ポンプの吸引力に負けてすぐにぺちゃんこになりがちでした。

そして、最も大切な湯の汲み上げ能力についてですが、メーカーの仕様書によれば「約1L/min」となっています。
私のたらいの容量は120Lですから、満タンになるまで何と2時間もかかることになります。これは厳しいですねえ。
それでも手で汲むよりはまし、と辛抱強く待っていたら、バッテリー残量16%の時点で動作が突然ストップ!
どうも、長時間連続使用することは負担がかかり過ぎるみたいです。う~ん、廉価なポンプだから仕方ないか。

私のたらいの容量は120Lですから、満タンになるまで何と2時間もかかることになります。これは厳しいですねえ。
それでも手で汲むよりはまし、と辛抱強く待っていたら、バッテリー残量16%の時点で動作が突然ストップ!
どうも、長時間連続使用することは負担がかかり過ぎるみたいです。う~ん、廉価なポンプだから仕方ないか。

今回のテストでは、満タンになるまで湯を溜めることができなかったものの、内側のラインには到達しています。
まずまずの結果と前向きに受け止めて、たらい入浴を満喫することにしましょう。それではいただきます。

まずまずの結果と前向きに受け止めて、たらい入浴を満喫することにしましょう。それではいただきます。

いや~、新緑を眺めながらのたらい入浴は爽快ですねえ。硫化水素臭がプンプンで、温泉気分も高まりました。
2月の訪問時はあまりにも寒くて1分も入っていられませんでしたが、今回は気持ちがよ過ぎてついつい長湯です。

2月の訪問時はあまりにも寒くて1分も入っていられませんでしたが、今回は気持ちがよ過ぎてついつい長湯です。

なお、問題点の改善のために、ホースはホームセンターで硬いものを後日買いました。1.5mもあれば十分です。


たらいへの装着には、100円ショップで購入したドア用フックを使用。フックのバーにクリップで固定します。
まあ、汲み上げ能力についてはどうにもできないので我慢するしかなさそうです。今後の活躍が楽しみです・・・
まあ、汲み上げ能力についてはどうにもできないので我慢するしかなさそうです。今後の活躍が楽しみです・・・
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