結局、私が一度も訪問することもなく廃業してしまったあの温泉旅館は、果たして今どうなっているのだろう?
これまで気にはなっていたものの、手を着けずに放置していた場所に、先日ドライブがてら出かけてきました。

これまで気にはなっていたものの、手を着けずに放置していた場所に、先日ドライブがてら出かけてきました。

廃業後もしばらくの間は建物が残されていたことは知っていましたが、現在は跡形もなく、更地になっていました。


ただし、その温泉旅館が使用していたのは自噴源泉だったそうなので、今もまだ生きている可能性があるのです。
となれば調査しない訳にはいきません。猛暑日でしたが長袖・長ズボンに熊ベルも装着して、森に突進しました。

となれば調査しない訳にはいきません。猛暑日でしたが長袖・長ズボンに熊ベルも装着して、森に突進しました。

しばらく森の中をさまよっていると、奥にうっそうとした池が見えてきました。どことなく神秘的にも思えます。
周囲は静まり返っているのですが、耳を澄ませば、その池に向かってさらさらと水が注ぐ音が聞こえてきました。

周囲は静まり返っているのですが、耳を澄ませば、その池に向かってさらさらと水が注ぐ音が聞こえてきました。

あっ、この沢の音ですね、私の耳に聞こえたのは。条件反射的に手を差し伸べると・・・温かいではありませんか。


興奮してその沢がどこから流れてくるのか確かめてみると、近くの暗渠から流れ出していることがわかりました。
暗渠の出口付近の地面の感触に違和感を覚え、よく観察してみると、腐りかけた木の板の存在に気づきました。

暗渠の出口付近の地面の感触に違和感を覚え、よく観察してみると、腐りかけた木の板の存在に気づきました。

夏草に覆われカモフラージュ状態の木の板を力づくで持ち上げてみると、その下からバルブが姿を現しました。
よく見ると鉄管が埋設されており、そこにバルブが取り付けられているようです。湯漏れしてしまっているのかな?
でも、よく考えると少し変です。ここは宿があった場所から離れていますし、宿の敷地よりも低い位置なのです。

よく見ると鉄管が埋設されており、そこにバルブが取り付けられているようです。湯漏れしてしまっているのかな?
でも、よく考えると少し変です。ここは宿があった場所から離れていますし、宿の敷地よりも低い位置なのです。

しかし、池の中にその謎を解くヒントになりそうな物体を発見。ここに湯を流し込んでからポンプアップしていた?
つまり、宿の敷地よりも低い位置で湧出する源泉を動力で汲み上げていたが、それが池になってしまったのかも?

つまり、宿の敷地よりも低い位置で湧出する源泉を動力で汲み上げていたが、それが池になってしまったのかも?

まあ、真相はよくわかりませんが、源泉が健在であることに満足した私は、早速入浴の準備に取りかかりました。


ただし、湯を汲むにはちょっとした工夫が必要です。私はまず、大きめの石を拾ってきて、湯を堰き止めました。



そして、わずかに高さを確保できた湯だまりから、持参した手桶でひたすら湯を汲むという、地味な作戦を採用。
しかも、目一杯すくっても、手桶の半分程度しか湯が入りません。これでは満タンになるまでどれだけかかるのか。
しかも、目一杯すくっても、手桶の半分程度しか湯が入りません。これでは満タンになるまでどれだけかかるのか。

黙々と作業を続けること約30分、ようやくたらいが湯で満たされました。多少の土砂の混入はドンマイとします。


そういえば、温度の測定を忘れていました。その結果は31.0℃とまさに猛暑日には打ってつけですよね。
ほのかに硫化水素臭がして、口に含めばまろやかな微タマゴ味。単純温泉ですが、泉質は申し分ありませんでした。

ほのかに硫化水素臭がして、口に含めばまろやかな微タマゴ味。単純温泉ですが、泉質は申し分ありませんでした。

木々に覆われている場所なので、夏の強い日差しも遮られ、のんびり過ごすのにちょうどいいのはもう確実です。


あ~、こんな日はこのぐらいの温湯が最高に気持ちいいですね。探索でかいた汗を流してリフレッシュできました。
でもね、源泉の囁きは悪魔の囁きでもあったのです。実は私、この森の中でスマホを紛失してしまいまして。
何度も探し回って最終的には無事見つかったからよかったものの、くれぐれも甘い囁きには気をつけないと・・・
でもね、源泉の囁きは悪魔の囁きでもあったのです。実は私、この森の中でスマホを紛失してしまいまして。
何度も探し回って最終的には無事見つかったからよかったものの、くれぐれも甘い囁きには気をつけないと・・・
コメント
コメント一覧 (2)
でもマップを見るとなぜかプロット済だったのです。なにゆえ…?
にしやん
が
しました