大人の休日俱楽部パスを利用して、北海道へ列車旅に出かけました。お目当ては、まもなく姿を消すこちらの列車。


JR釧網本線を走るノロッコ号です。オープンエアな車両から雄大な釧路湿原の眺めを満喫できる列車です。
車両の老朽化により、当初今年度中の運行終了が予定されていましたが、1年延期に。でも、余命はわずかです。

車両の老朽化により、当初今年度中の運行終了が予定されていましたが、1年延期に。でも、余命はわずかです。

通常、ノロッコ号は釧路~塘路間の運行なのですが、この日は特別に釧路~川湯温泉間で運行。これは大変貴重。
列車名は「ノロッコ川湯温泉号」で、釧路駅の電光掲示の発車標には「川湯温泉♨」と温泉マークが登場!
この演出に、列車旅ファン&温泉マニアの私としては、もう俄然テンションが上がってしまいましたねえ。

列車名は「ノロッコ川湯温泉号」で、釧路駅の電光掲示の発車標には「川湯温泉♨」と温泉マークが登場!
この演出に、列車旅ファン&温泉マニアの私としては、もう俄然テンションが上がってしまいましたねえ。

ノロッコ号の乗車記録については、気が向いたらまたいつか書くとして、列車は終点の川湯温泉駅に到着しました。
三角屋根のちょっとメルヘンチックな造りのかわいらしい駅舎が印象的ですね。さて、この後どうしようか?
復路もノロッコ号に乗車するのですが、ここまで来たならぜひとも立ち寄りたい温泉宿が私にはありました。

三角屋根のちょっとメルヘンチックな造りのかわいらしい駅舎が印象的ですね。さて、この後どうしようか?
復路もノロッコ号に乗車するのですが、ここまで来たならぜひとも立ち寄りたい温泉宿が私にはありました。

川湯温泉駅前からバスに乗って向かったのは、「お宿欣喜湯」です。何と、10月末で休館してしまうのです。
姉妹館の「お宿欣喜湯別館すいかずら」は継続するそうなので、選択と集中ということなのかもしれません。

姉妹館の「お宿欣喜湯別館すいかずら」は継続するそうなので、選択と集中ということなのかもしれません。

ありがたいことに日帰り客も積極的に受け入れてくださっています。時間の許す限りゆっくりしていきましょう。


日帰り入浴料は1,000円とややお高め。惜別だからとためらわずに支払いましたが、ここに落とし穴が。
後で気づいたのですが、職場の福利厚生アプリの電子クーポンを使えば500円だったのです。これにはガックリ。

後で気づいたのですが、職場の福利厚生アプリの電子クーポンを使えば500円だったのです。これにはガックリ。

外観も内装も、昭和時代の佇まいが色濃く残っていますね。休館の理由は、やはり建物の老朽化でしょうか。


なお、展示が充実していてとても見応えがありました。川湯温泉の歴史や地質条件など、勉強になりましたね。


使用される源泉は「川湯ホテルプラザ(旧屋号)」という独自源泉で、「無色・強酸味・強硫化水素臭」が特徴。
釘を湯に浸しておくと、やがて溶けてなくなってしまうという展示は興味深いですが、ちょっと怖いかも。

釘を湯に浸しておくと、やがて溶けてなくなってしまうという展示は興味深いですが、ちょっと怖いかも。

さあ、浴室の前に到着しました。1,000円もするだけあって、設備は充実しているようなので楽しみです。


浴室は1階と2階に分かれていて、温度の異なる複数の湯船があるようです。真湯(沸かし湯)もあるんですね。
これは強酸性の湯が苦手な人のための配慮なのか、それとも体に付いた硫黄臭を少しでも洗い流すためのなのか。

これは強酸性の湯が苦手な人のための配慮なのか、それとも体に付いた硫黄臭を少しでも洗い流すためのなのか。

なお、浴室内は撮影厳禁です。これは公式ホームページでも強めに記載されていますので、素直に従いました。
そこで、公式ホームページの写真をお借りして浴室の様子を紹介しましょう。これは2階。明るい雰囲気ですね。

そこで、公式ホームページの写真をお借りして浴室の様子を紹介しましょう。これは2階。明るい雰囲気ですね。

源泉は常時ドバドバと投入。口に含めば歯がギシギシし、目に入れば沁みます。これはなかなかハードな湯です。


こちらは1階。一応、露天風呂という位置づけのようです。私はやはり熱めの浴槽が一番気に入りましたね。
こんなに強烈な硫黄泉に入るのは久しぶりで、体や衣服に付いた硫黄臭をいつまでもクンクンしてしまいました。
今回駆け足での訪問になりましたが、休館前に来ることができて本当によかったです。今までお疲れさまでした・・・
こんなに強烈な硫黄泉に入るのは久しぶりで、体や衣服に付いた硫黄臭をいつまでもクンクンしてしまいました。
今回駆け足での訪問になりましたが、休館前に来ることができて本当によかったです。今までお疲れさまでした・・・
コメント
コメント一覧 (2)
これにはビッくらポンです。
にしやん
が
しました