誰にでも開かれているにも関わらず、一般人には入ることが難しい・・・青森県にはそんな温泉がまだあるようです。


天間林村老人福祉センターの次にやって来たのは、同じ七戸町にある「七戸町総合福祉センターゆうずらんど」です。


なかなか立派な構えの建物です。市街地から少し離れた、牧歌的な風景が広がるのどかな場所に立地しています。
天間林村老人福祉センターの温泉を利用していた住民の救済のために、現在はバスが運行されているようですね。

天間林村老人福祉センターの温泉を利用していた住民の救済のために、現在はバスが運行されているようですね。

この建物は平屋造りで、階段は一切ないようでした。バリアフリーを考慮した設計になっているものと思います。
玄関から中に入ると建物の反対側に向かって廊下が一直線に伸びており、見通しがよい点も感心させられました。

玄関から中に入ると建物の反対側に向かって廊下が一直線に伸びており、見通しがよい点も感心させられました。

この温泉も、基本的には地域住民のための施設なのですが、300円を支払えば誰でも利用することができます。
ただし、営業日は月~金曜日で、営業時間は8:30~15:00というハードルの高さ!マニアを刺激します。

ただし、営業日は月~金曜日で、営業時間は8:30~15:00というハードルの高さ!マニアを刺激します。

今回、めったにない平日を利用した遠征なので、ここに立ち寄らない訳にはいかないと判断してやって来た次第です。
玄関から一直線に進んでいくと、お目当ての浴室が見えてきました。幸いなことに、先客はほとんどいないようです。

玄関から一直線に進んでいくと、お目当ての浴室が見えてきました。幸いなことに、先客はほとんどいないようです。

浴室は清潔感があって広々。露天風呂はありませんが、窓が大きいので開放的な気分で入浴が楽しめます。


源泉はわずかに黄色味がかっていて、ツルツル感があります。さすがはこの地域、泉質はすこぶる良好ですね。


源泉名は立野頭温泉。泉質はアルカリ性単純温泉ですので、高齢者の肌にも優しい温泉だと言えると思います。


浴室内の設備も充実しています。大浴槽には高齢者のみんな大好きジャグジーが。その隣には温めの浅い浴槽も。


打たせ湯もあったのですが、これはどうやら使用休止中のようですね。ここで転倒すると危ないからでしょうか。


そして、奥には歩行浴の浴槽も・・・って、ちょっと待って。何だか思い切りデジャヴ(既視感)があるんですけど。
そう、レイアウトは違っていても、設備の構成がさっきの天間林村老人福祉センターの浴室とそっくりなんです。

そう、レイアウトは違っていても、設備の構成がさっきの天間林村老人福祉センターの浴室とそっくりなんです。

七戸町と天間林村が合併したことにより、同じ町内に似たような温泉施設は2つも要らない、ってことなのかな。
つまり、選択と集中ということです。平日しか営業しないのも、近隣の民間施設の経営を圧迫しないためなのかも。
などといろいろ考えたりもしたのですが、泉質もいいし、難易度が高いだけに達成感もあって大満足の一湯でした・・・
つまり、選択と集中ということです。平日しか営業しないのも、近隣の民間施設の経営を圧迫しないためなのかも。
などといろいろ考えたりもしたのですが、泉質もいいし、難易度が高いだけに達成感もあって大満足の一湯でした・・・
コメント
コメント一覧 (2)
特定曜日の特定の時間だけという高難度物件です…。
にしやん
が
しました