１日の終わりに･･･車中泊にお勧めの温泉 : 新潟発・B級温泉紀行

今回の青森遠征では、日の出から日没まで目一杯温泉活動を行うために、宿には泊まらず車中泊を行いました。

その際、便利だった温泉施設を紹介しましょう。上北郡東北町にある「小川原湖交流センター宝湖館」です。
「道の駅おがわら湖　湖遊館」に隣接しており、ドライブがてら立ち寄るのに大変便利な立地条件にあります。

名称からも外観からも、公民館的な施設のような雰囲気なのですが、実はここで温泉に入ることができるのです。

料金は、町内と町外で差が設けられています。それでも町外３３０円という、リーズナブルな料金で驚きました。

開館時間は朝９時から夜８時まで。一般的な青森県の温泉施設に比べると、やや短いと言えるかもしれませんね。
私は夜７時過ぎにやって来たのですが、お客さんの数は少なく、廊下が広い分だけガランとした印象を受けました。

温泉の他にも、プール・多目的ホール・調理室・和室・工作室・英会話室・トレーニングゾーンという充実ぶり。
基本的には地元住民のためのスポーツ・文化施設ということなのですが、さりげなく温泉があるのが凄いところです。
ところでこの案内板、ツッコミどころがありますね。男女とも、浴室の中に浴室があるかのような表記は果たして？

入浴の前にトイレを済ませておこうと思ったら、実に興味深い掲示物を発見。色の付いた地下水を使用している･･･？
もしかしたら温泉に該当するのかもしれませんが、私には便器に手を突っ込んで確かめる勇気はありませんでした。

では、浴室に向かいましょう。近代的な公共施設なのに、ここでいきなり和風な暖簾。このギャップがいいですね。

おお、これが「浴室の中の浴室」ですね（笑）。旅情感はありませんが、長旅の疲れを癒すことができました。

源泉はこの湯口からドバドバと投入。周囲のタイルや石板の変色が、泉質のよさを十分に物語っていますよね。

源泉名は「南谷地３号泉代替泉」となっています。他にも源泉が存在することを示唆するかのような名称ですね。
泉質はナトリウムー塩化物泉で、泉温は４４．３℃とのこと。適温に思えるのですが、加水ありなんだそうです。
また、循環ろ過装置の使用ありで、温泉マニアとしては少し残念な点もありますが、湯は決して悪くはありません。