今回の青森県への遠征の途中に立ち寄った、秋田県大仙市の温泉がとても素敵だったので紹介したいと思います。


ぱっと見は公民館のような外観。国道沿いに一応看板が出ていましたが、ちょっとわかりづらい場所にあります。


玄関には「水沢の湯っこ」と書かれた木札が掲げられていました。水沢というのは字のレベルの地名のようですね。


正式には、「水沢世代交流福祉館」というそうです。基本的には地元住民向けの福祉系温泉ということになります。


入浴料は何とたったの150円!大仙市界隈では普通なのかもしれませんが、このご時世に驚異的なお値段です。


なお、大仙市在住の60歳以上の人、身体障害者の人は無料なのだとか。社会が支えるべき人々に優しい町ですね。


中に入ってみると、どこか生活感があり、地元の人々に愛されている施設であることがよくわかる気がしました。


浴室前の廊下にはコインリターンの式ロッカーがあるので、貴重品を預けて安心して入浴することができます。


そのロッカーに財布やスマホを預けようと思った時、脇の謎の像と目が合ってしまいました。ちょっと怖いかも!?


浴室はシンプルですが、なかなか温かみがある空間ですね。タイルでデコレートされたポリバスがユニークです。


洗い場も清潔でいいですね。シャンプーやボディソープ等の備えはありませんので、持参する必要があります。


あらら、湯船の蛇口が開きっ放しになっています。どなたかが開いて、うっかり閉めるのを忘れてしまったのかな?


いや、これは源泉の蛇口で、故障防止のため常時栓を開いて、少量の源泉を投入し続ける決まりなのだそうです。


泉質は、ナトリウムー硫酸塩冷鉱泉。源泉温度は19.8℃と低いので加温しています。燃料代が大変でしょうね。


幸いにも独占できる時間があったので、思い切って窓を開け、景色と秋風を楽しみながら湯浴みを満喫しました。


こんな温泉に毎日入ることができるのなら、地域のウェルビーイングがアップすること間違いなし。きっと私も・・・
コメント
コメント一覧 (2)
こういうポリバスの施設って何気に少ないんですよね。
にしやん
が
しました