山形県小国町の日帰り温泉施設が8月末で営業を終了するというので、駆け込みで惜別入浴に出かけてきました。


こちらがそのお目当ての施設です。ぱっと見では、町役場のような外観ですよね。かなり年季が入っています。


施設の名称は「おぐに開発総合センター」。正直な話、こんな施設があるとはこれまで全然知りませんでした。
余計なお世話ですが、「おぐに総合開発センター」の方が、名称としてはしっくりくるのでは、なんて思いました。

余計なお世話ですが、「おぐに総合開発センター」の方が、名称としてはしっくりくるのでは、なんて思いました。

この建物の中には、小国町教育委員会事務局や図書室が入っているようです。やはり行政色の強い施設ですよね。


ところが、この建物の1階に温泉があるんですよ。ちょっとわかりづらいですが、案内図の緑色の部分です。
外観からは、まさかこの建物で温泉に入れるなんてまったく思えません。ある意味、秘湯中の秘湯と言えます。

外観からは、まさかこの建物で温泉に入れるなんてまったく思えません。ある意味、秘湯中の秘湯と言えます。

しかも、利用料金は町内・町外を問わずたったの200円!本当にこの金額でいいんですかって思いました。


しかし、すぐ近くに「白い森おぐに総合文化センター」が完成し、この施設は閉鎖されることになりました。
新施設には温泉の浴室は設けられないことから、この湯に浸かることは事実上もうできなくなってしまいます。

新施設には温泉の浴室は設けられないことから、この湯に浸かることは事実上もうできなくなってしまいます。

浴室に向かう途中、休憩室を見かけました。本来は「第2会議室」だそうですが、畳敷きでゆっくり寛げそうです。


浴室の入口は、ちょっとした温泉旅館のような風情がありました。表彰状風の分析書が額縁で掲げられています。


温泉地名は「おぐに横川温泉」、源泉名は「二宮の湯源泉」、泉質は「ナトリウムー塩化物・硫酸塩冷鉱泉」です。
自分の不勉強が恥ずかしいのですが、この温泉についてはこれまで完全にノーマークでした。猛反省ですね。

自分の不勉強が恥ずかしいのですが、この温泉についてはこれまで完全にノーマークでした。猛反省ですね。

脱衣所は手狭で、配管が剥き出しになっており、なかなかの昭和感です。でも、昭和生まれの私には好印象でした。


隣の女性用の脱衣所との仕切りも緩い感じ。斜めの滑り台のような板にはどんな役割が?のぞき見防止ということ?


また、入口から中が見えないよう、目隠し用に設置された間仕切りもいい味を出しています。これぞB級って感じ。


浴室はお世辞でも広いとは言えませんが、なかなかいい雰囲気です。サイズ的に家族風呂のような佇まいですね。
あのいかつい外観の昭和時代のコンクリートの建物の中に、こんな風呂があるだなんて、本当に意外ですよね。

あのいかつい外観の昭和時代のコンクリートの建物の中に、こんな風呂があるだなんて、本当に意外ですよね。

洗い場のカランは2つしかありません。向かって左側のカランには鏡なし。でも、こういうのでいいんですよ。


湯は循環されていますが、感心したのは、湯口で生源泉が常時投入されていること。これはポイントが高い!
舐めてみると塩分と独特の苦みを感じました。こうして源泉に直接触れることができるのはありがたいですよね。

舐めてみると塩分と独特の苦みを感じました。こうして源泉に直接触れることができるのはありがたいですよね。

加水あり・加温ありで、湯船では源泉のよさがほぼ失われてしまっていますが、まあこれはドンマイでしょう。


なお、湯船の隅からは、少量ですが湯が排出されていきます。つまり、循環併用のかけ流しということになります。

山形・宮城方面の遠征の際、小国町はもう何度も通ったというのに、こんないい温泉を見落としていただなんて。
帰り際に受付の人に聞いたところ、今後この源泉を利用する予定はないとのこと。いつか復活することを夢見て・・・

山形・宮城方面の遠征の際、小国町はもう何度も通ったというのに、こんないい温泉を見落としていただなんて。
帰り際に受付の人に聞いたところ、今後この源泉を利用する予定はないとのこと。いつか復活することを夢見て・・・
コメント
コメント一覧 (2)
にしやん
が
しました