お盆休みを利用して、ずーっと行きたいと思っていた悲願の場所に行って来ました。
 
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ここがその夢への入り口・・・って、どう見てもただの藪。
ゴールデンウィークに青森に遠征した際、この前の道を通ったのですが、その時は全然気づきませんでした。
まさか、こんなところからアプローチするとは。
当日はあいにくの台風接近により大雨。全身ずぶ濡れ覚悟でいざ突入です!
 
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藪を掻き分けしばらく進むと沢が出現。この時点で硫化水素臭が感知でき、テンションは一気にMAXに!
この沢を渡る必要があるのですが、増水して引き返せなかったらどうしよう・・・。
 
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意を決して沢を渡り、道を登りつめるとついに廃別荘に到着。悲願達成の瞬間です。
去年、その存在を知ってからずっと気になっていただけに、もう大感激です。
 
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無残な姿をさらす廃別荘。いつ頃建てられ、いつまで健在だったのでしょうか。
 
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しかし、すごいのは浴室だけが奇跡的に残っていること。
昨年秋は浴室の屋根も一部残っていたようですが、さすがに風雪に耐えられなかったのでしょう。
外壁の倒壊もいっそう進んだみたいです。
(何だか舞台のセットのように見えなくもないですよね)
 
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昨年の秋は、この湯船にお湯が満たされていたそうです。入りたかったなあ。
 
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すぐ側には源泉井戸があり、適温の源泉を噴出していました。
いろいろな意味でマニア心を最大限掻き立ててくれたこの廃別荘。
今、私には新たな“野望”が芽生えました。それは、ホースを持参し、この温泉を湯船に注いで入ること。
しかし、それは来年では手遅れの可能性もあります。秋に再訪することを誓ったのでした。
 
(なお、今回は尊敬するある方に情報を提供していただきました。ご教示ありがとうございました。)