今年の初夏にSLに乗って旅した時の出来事です。
乗車したのは「SL会津只見新緑号」。毎年新緑のシーズンに運転されます。
また、紅葉のシーズンには「SL会津只見紅葉号」としても運転されます。
運行区間はJR只見線の会津若松~只見間。風景が美しい路線として人気のあるローカル線です。
使用する車両も行先表示板もレトロで郷愁を誘います。
窓を開けることができる車両は現在では珍しくなりましたね。
こんなふうに煙を吐くSLがトンネルに入っていくのを眺めるのも味わいがあります。
(ただし、トンネル内では窓を閉めないと大変なことに・・・!)
車窓には雄大な景色が展開します。沿線には多くの“撮り鉄”の方々がスタンバイしていました。
途中駅で給水作業のために長時間停車。SLの旅ならではですよね。
ところで車窓を眺めていた時、気になるものを見つけました。川の向こうに見える、青い屋根のあの建物です。
一見何の変哲もない小屋のようですが、温泉好きの人ならばピン!とくるはずですよね。
そう、ものすごい析出物なのです。これは湯小屋から川に温泉が垂れ流されて形成されたはずです。
湯小屋からの川の眺めもよさそうだし、佇まいもいかにもB級で私の嗜好にストライクな感じです。
帰宅後調べたら、共同浴場であることが分かりました。来年は絶対訪ねようと思います。
コメント