列車に揺られ、岐阜県の下呂にやってきました。
げろ、下呂、Gero・・・
温泉地としてかなり有名ですが、こうやって駅名標を見ると改めてその地名のインパクトの大きさを感じます。
(やはりカタカナでは表記できませんよね・・・笑)
観光地らしく、下呂駅もなかなかいい雰囲気の建物です。
さて、下呂に来たからにはあそこに行かない訳にはいきません。
お目当てのものは、この下呂大橋の下にあります。
橋の上から眺めた様子。わかりますか?河原に露天風呂があるのです。
早速河川敷に降りてみます。
何とも開放感のある露天風呂です。橋を渡る人から丸見えというロケーション。
一応目隠しの板や柵のようなものがありますが、あってないようなものです。
この露天風呂は「噴泉池」と呼ばれています。
その利用の決まりがこの看板に書かれているのですが・・・赤い文字で「男女とも必ず水着の着用」とあります。
実は最近水着の着用が義務付けられてしまったのです。
ここには何度か来たことがあるのですが、水着着用義務化の知らせを聞き、現況を確かめに来た次第です。
脱衣所がないので水着に着替えるのも一苦労。この日は風が冷たくて、湯の温度は低めでした。
湯船に浸かっていると、どうしても橋の上を歩く人と視線がぶつかってしまいます。
開放的で気持ちよかったのですが、やはり水着着用というのは落ち着きません。異物感?があります。
温泉は裸で入るべきものだと再認識しました。
で、地元の方々はどうかというと、下着で入っている人、裸で入っている人さまざまでした。
どうやらマナーの問題もありそうですね。
青森県のかっぱの湯と同じように、周囲から丸見えということがここでも問題視されてしまったようです。
ここは水着の着用を義務付けることで生き残りの道を見出したと言えますが・・・う~む。
由緒正しい温泉街の風情が損なわれているような気がするのは私だけでしょうか・・・
コメント