今回も宮城県南部の温泉を紹介します。ここも行ってみたいと思っていた温泉です。
 
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目印はこの看板。イラストの警備員に誘導されるように、ここで左折しました。
 
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トスネットとは、仙台市に本拠地を置く警備会社です。
「元気荘」はその会社の研修施設なのですが、うれしいことに一般客も利用が可能。
ネットで調べた事前情報によると、ここのお湯もなかなかいいらしいのです。
 
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お目当ての建物が見えてきました。早速入ってみます。
 
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すると・・・何と「災害復興支援無料入浴解放中」との掲示が。(漢字の間違いはご愛嬌ということで・・・)
通常ならば日帰り入浴は600円なのですが、期間限定で無料で開放してくださっていました。
(ちなみに私が訪れたのは、最終日の4月17日)
しかし、私は今回の震災の被災地から来た訳ではありません。なので、料金を支払おうと思ったのですが、
「よく遠くからいらっしゃいました。料金は要りません。どうぞ、ゆっくりしていってください!」
と、管理人さんは笑顔でおっしゃるのです。そのお言葉につい甘えてしまいました。
 
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脱衣所の掲示です。加水している点は残念ですが、湯の使い方は良好と言えるでしょう。
期待を胸に扉を開けます。
 
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ややこじんまりとした印象を受けるものの、窓が大きいため室内は明るく、開放感のある浴室です。
そして、何よりうれしいのが・・・上品なアブラ臭が漂っていること!
 
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湯はやや褐色を帯びていて見た目にも美しい。前評判通りの泉質に、感激してしまいました。
加水していなければ最高なのですが。(ちなみに加水は止めることができます。)
 
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さらにうれしいことには岩の露天風呂もあるのです。
ただし、どういう訳か、この日は湯が半分くらいしかありませんでした。
(本来であれば、岩が変色しているラインまで湯が満たされるはずですが・・・。地震で壊れたのかな?)
 
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しかし、露天風呂から見える景色は実に雄大。晴天だったこともあって、超気持ちいい~♪
 
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春の訪れを全身で感じながらの入湯は、やっぱり最高ですね。来てよかったと思いました。
来てよかったと言えば、あの管理人さん。どうやら一人で切り盛りしているようで大忙し。
にもかかわらず、常にニコニコ笑顔で応対。帰り際も、
「気をつけて帰ってください。そして、またぜひ遊びに来てください!」
と、笑顔で送り出してくださいました。
(ちなみに管理人さんにお聞きした話では、4月18日以降はしばらく休館し、
今回の地震で壊れた部分を修復するそうです。)
いい湯に浸かって、いい人に出会って元気回復!心も体もぽっかぽかになった温泉でした。