ローカル列車に揺られ、JR飯山線の津南駅で下車しました。この駅は駅舎内に温泉があることで有名です。
 
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改札を抜けると、すぐにこんな光景が目に飛び込んできました。
 
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ひときわ目を引くのがこの信号機。受付の人に尋ねると、「青=営業中、黄=間もなく受付終了、赤=閉店」
を表すそうです。なるほど、これはユニーク!一目でわかりますもんね。
 
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受付は1階で、浴室は2階。階段を上がっていくと、途中たくさんの鉄道グッズが展示してあります。
どうやら経営主は“鉄”の方のようですね。
 
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浴室内は典型的なセンター系。設備面では、特にこれといった特徴はありません。
 
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湯も加温の上、循環されていてちょっとがっかり。ただ、色はきれいだな~って思いました。
 
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実はこの色、今年3月の長野県北部を震源地とする地震以降、薄くなってしまったそうです。
東北地方の地震は全国ニュースでも大きく取り上げられていますが、この辺りも大きな被害を受けました。
幸い、この駅舎は大丈夫だったようですが・・・
 
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さて、この浴室の最大の魅力は、窓から列車を間近に眺められること。
(ただし、1日につき8往復の閑散区間なので、めったに列車は通りませんが・・・笑)
列車の発車時刻5分前まで入浴していても、急げば間に合うので便利です。
 
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最後にこの駅の外観を。「駅の温泉」の垂れ幕が目立ちますが、これがなければ駅だとは気づかないかも。
さらには、そば屋も入ってるし、公民館も入っているという複合施設。
実際、列車で温泉に来る人よりも、車で来る人の方が圧倒的に多いのでしょうね。
帰りの列車に乗る時も、濡れた手拭いを手にしていたのは私だけでした・・・(汗)