秋田県にある、有名な“温泉3兄弟”に行ってきました。3夜連続でご紹介したいと思います。
まずは「八九郎温泉」です。
 
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民家の脇のこんな道を進んでいきます。
 
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しばらく行くと、お目当てのものが見えてきました。
 
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到着しました。パッと見、ごく普通の農業用ビニールハウスのようですが・・・
 
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実はここ、温泉なんです。入口にはこんな注意書きが。
公衆浴場法・・・今年の2月頃、青森県のある温泉を巡って、この法律がやたら話題になりましたよね。
この「八九郎温泉」も、かつては覆いのない、オープンな温泉だったそうです。
ビニールハウスを被せて男女別にすることで生き残りを図った、ということなのでしょう。
 
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ワクワクして中に入ってみると、脱衣所の向こうに湯船が。(しかも貸切!)
簡素ではありますが決して殺風景ではなく、人々の温もりが感じられる佇まいがうれしいですね。
 
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わ~、これは素晴らしい!シュワシュワと泡立つ源泉が、豪快にかけ流されているではありませんか。
 
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浴室の床には析出物のアート。思わず見とれてしまいました。
 
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う~ん、何という幸せ。こんな素敵な温泉を独占できるなんて。
脱衣所に掲出されていた分析表によると「カルシウム・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉」で、
源泉温度は41.6℃と良好な温泉。いつまでも入っていたくなってしまいます。
 
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この集落で出会った方も皆さん親切で、心身ともに温まりました。
ささやかですが感謝の気持ちをこの箱に入れ、次の温泉に向けて出発しました。