ディープな温泉(?)の記事は一休みして、先日SLに乗って行った温泉旅について書こうと思います。
 
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乗車したのは「快速D51ばんえつ物語号」です。新潟~会津若松を結びます。
この区間では週末を中心にSLが定期運行されています。
 
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このD51は普段高崎地区で活躍しているSLなのですが、今年の4~5月は新潟地区で使用されました。
新潟地区の本来のSL(C57)が定期検査を行ったための措置です。
好みは人それぞれでしょうが、D51のこの厳つい感じは好きだなあ。
なお、新潟駅では出発時刻までの時間、運転室に入っての記念撮影が可能。ファンサービスもばっちりです。
 
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車両のドア付近に取り付けられている列車名標(サボといいます)も、なかなか可愛いデザインです。
 
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車内は座席も照明もレトロ調でムーディーな空間を演出。優雅なひと時を過ごせます。
 
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また、こんな展望車両も連結されています。大きな窓でワイドな車窓を堪能できます。
ここで行われるイベント(この日はクイズ大会でした)に参加するのも、旅の思い出になるでしょう。
 
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列車は初夏の阿賀野路を快走。窓を開けることができるので気分爽快です。
力強い汽笛、香ばしい石炭の煙・・・郷愁に浸ってしまいますよね。
 
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列車内には売店もあって、弁当や記念グッズなどが売られています。
私にとって、この売店の一押しのポイント、それは・・・
 
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何と、生ビールを販売しているのです!これは本当にうれしい。
缶ビールの車内販売は新幹線や特急では普通に行われていますが、生ビールはなかなかありません。
 
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車窓には雄大な阿賀野川の流れが。当然、生ビールがガンガン進みます。
いったい何杯おかわりしたかは・・・忘れました(笑)
 
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もう一つ、面白いサービスとしては、車内にポストが設置されています。(このタイプ、懐かしいですよね)
乗客には乗車記念のポストカードがプレゼントされるのですが、このポストに投函すると、
特別な消印を押して発送してくれるのです。切手は売店で売っています。
 
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途中、長時間停車する駅では、乗客が外に出てきて思い思いの時間を過ごしています。
それにしても、やはりSLって老若男女問わず、絶大な人気ですね。
 
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震災後貼り付けられた「つなげよう、日本。」のステッカー。鉄路を繋ぐ男達の熱い思いが伝わってきます。
 
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SLにガタゴト揺られること約4時間、黒煙の向こうに磐梯山の姿が見えてきたら、
終点の会津若松はもうすぐです。列車を降りたら、駅前の温泉に行くことにしましょう・・・(続く)