学生時代は冬になると仲間と一緒によくスキーに出かけたものですが、寒いのが苦手になってきたこともあり、
最近はすっかり足が遠のいてました。そんな私がなぜか真夏のスキー場にやってきました。

ゲレンデ内のこんな道をてくてく歩いていくと・・・

おっと、どうやらここが入り口のようです。入ってみると、この先しばらくは歩きやすい道が続きます。

第一目標地点に到着しました。ご覧の通り、実はこの先に温泉の源泉地帯があり、
埋設された温泉管によって麓の温泉郷まで湯が導かれているのです。進んでみましょう。

すると、事前の情報通りの光景が表れました。このパイプの橋を渡ってさらに前進。

しかし、道は荒れ放題!夜露に濡れた草薮をかき分けつつ進まなければならず、すでに着衣がずぶ濡れです。
また、そこで自噴しているのか、埋設された管から漏れているのかは分かりませんが、
あちこちで源泉が湧き出しているので、道がぬかるんで歩きづらいのなんのって・・・

途中、道に土嚢が積んである箇所もあります。
ぬかるみを避けて土嚢の上を歩こうとすれば、土嚢自体も濡れていて滑りまくり。危ないな~

それでもめげずに前進すると、それまで音しか聞こえていなかった沢が間近に見えてきました。さらに奥へ・・・

やった~、最終目的地に遂に到着です。土嚢を積んで緑のネットを被せた所が源泉部のようで、
ここから突き出した塩ビパイプから源泉が垂れ流されています。

源泉の温度は57.4℃とやや熱めでした。

まずはここで入湯。源泉は高温なのですが、沢の水量に負けてしまい、かなり温かったです。

その後、やや下流方向に移動。そこには先人の残した温泉マークがあります。
ここが入浴適地ということなのでしょう。確かに適温の湯の小川が脇から合流してきます。

ここではこんなふうにちょっとした打たせ湯感覚で入ってみました。ここも温くて、快適とは言い難い状態。
でも、山登りをして火照った体をクールダウンするにはちょうどいい感じでした。
(帰宅後、先人の記録を再確認したら、この左側の湯船で入るとよかったみたいです・・・ちょっと後悔)
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