秋田県の某温泉地にやってきました。一度は立ち寄ってみたい秘湯が点在する人気エリアです。

憧れていた温泉宿がすぐ目の前にあるのをぐっとこらえ、登山道を歩き始めました。
目指すのはこの先にある温泉跡地です。

登山道は川に沿ってつけられています。途中、対岸にもうもうと噴煙が立ち上っている所がありました。
そこから管によって麓の宿に温泉が導かれているようです。

しばらく進むとこんな橋を渡ります。この橋、かなりしなやかな感じで、歩くと上下に結構揺れました。
なお、この橋のたもとの川原でも、源泉が湧出している所があります。(入りませんでしたけど)
その後も黙々と歩いて、「あれ、そろそろ着くはずなんだけど」と、不安を覚え始めた頃・・・

お目当ての看板を発見!無事到着することができました。ほっと一安心です。
(看板の文字が消えていますが、これは現地での状況です。うっすらと読み取れると思いますが。)

辺りを見渡すと、いくつかの湯溜りが確認できました。源泉は今も健在なんですね。

ここはグツグツと湯が煮えたぎっています。これでは手もつけられそうにありません。

登山道から外れた所には大きな湯溜りが。これがメインの湯船ですね。無事到達できて、うれしくなりました。

しかし、湯は激熱。いくら熱い湯が好きな私でも、真夏にこの温度はちょっと無理です。

そこで、先人の残したホースを使い、沢水を導くことにしました。加水は不本意ですが、やむを得ません。

どうにか入れそうな温度になったので、早速入湯。もう少し深さがあればいいのですが、贅沢は言えません。
ところでこの野湯ですが、近くにある湖の、伝説の姫にちなんだ愛称があります。
その湖はとても深いことで有名。だったら、やっぱり肩まで浸かりたいよなあ~
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