前回に引き続き、こちらも秋田県内のとある登山道です。

ご覧のように、手前から奥へと登山道が続いています。
ところが、ここから右上へ踏み分けた跡が明瞭に残っています。入ってみましょう。

踏み分け道の脇には沢が。よ~く見ると、わずかに白濁しているようです。これは怪しいぞ・・・

何だあれは!?

モニュメントのような大きな石の下から、どうやら温泉が湧いているようです。
窪地を石で囲ってあることから、ここは先人が作った湯船なのでしょうか。
それにしても、泥がかなり堆積しているようで、底がどうなっているのやら。神秘的な光景ではありますよね。

湯の温度は28.5℃しかありません。しかし、登山でかいた汗を流すにはちょうどよいかも?
(・・・って、本格的な登山なんかしてないくせに!)

ということで、入ってしまいました。これは気持ちいい~!沈殿していた泥は実にクリーミーでした。
しかも、底に手を突っ込んでみると、熱い湯が湧き出してきます。つまり、温度調節が可能という訳ですね。
ところで入浴中、しばしばチリンチリンとクマ除けのベルの音が接近してきます。
私にとっては「やばい、見つかるぞ。逃げろ!」という警報音のようにも聞こえます。
しかし、結局誰一人としてこちらには来ませんでした。やっぱりそんなものなのでしょうか・・・
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