寝正月で疲れ切った体(?)を休め、心身ともにリフレッシュするために愛知県の温泉に出かけました。
 
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その温泉は住宅街に埋没するように、ひっそりと存在していました・・・って、ここ本当に温泉なの?
ここが温泉だとは気づかずに通り過ぎてしまう人もきっと多いのではないかと思います。
 
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建物の中をのぞき込むと・・・なぜか神棚の脇にマネキンが?軽い眩暈を感じたのは気のせいでしょうか。
実はここ、ある宗教の信者専用の温泉なのですが、信者でなくても入浴を受け入れてくださるのです。
隣のご主人に声をかけ、箱の中にお賽銭200円を置き、神様に一礼していざ浴室へ!
 
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通路を抜け、いよいよ浴室の前に到着しました。B級感にあふれた佇まいで思わずニンマリしてしまいます。
 
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脱衣所や浴室にはさまざまな張り紙がしてあります。そのどれもが興味深く感じられました。
さて、肝心の温泉はいかに!?
 
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おお~っ、これは素晴らしい!もう見事な激渋ぶりではありませんか。
コンクリートの浴槽が3つ、L字型に配置され、湯が順々に溢れ出していく構造になっています。
風呂というよりは生簀という表現がぴったりきそうな光景です。(←失礼でしょ)
 
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注がれる湯はしっかりとした浴感のある立派な天然温泉。もちろんかけ流しです。
 
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天井の波板には湯気抜きの穴が開けられ、通気性も抜群。雨の日はどうなるのかな(笑)
 
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ところで、気になったのがこちらの掲示。
 
「湯をさわった人は、入湯禁止となります」
 
湯を触らずに入浴するなんて不可能なのに・・・???ちょっとしたトンチなのでしょうか。
補足によれば、どうやら栓に触って湯を抜いた人という意味のようですね。
 
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何はともあれ、これが私の今年の初湯になりました。(少し遅くなってしまいましたけどね)
新年の幕開けに相応しい、思い出深い温泉になりそうです。どうかよい1年でありますように・・・