新潟の温泉ファンの評価が高い日帰り温泉を紹介します。
 
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こちらの温泉です。新発田市佐々木地区の西部工業団地のはずれにあります。
実はこの温泉、平成22年10月末に惜しまれつつ閉店したのですが、昨年7月復活を果たしました。
 
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その名も「ヘルス天神」・・・ちょっと艶っぽく、かつB級感を漂わせるネーミングです。
ごく普通のセンター系の構えですが、随所にツッコミどころがあるのが魅力。例えば・・・
 
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営業時間は午前10時からなのですが、入浴は午前10時15分から。この空白の15分間はいったい・・・!?
だったら営業時間を午前10時15分からにすれば分かりやすいと思うんですけどね。
写真は撮りませんでしたが、玄関には巨大なクリスマスツリーが。ちなみに訪問日は1月下旬です(笑)
 
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ここの湯の泉質は本当に素晴らしいのですが、残念なのは源泉地が約2km離れているため、
泉温が低下してしまうこと。もっとも、冬季は加温しており、内湯はそこそこ熱くなっています。
この温泉、かつては「天神の湯」いう名前で営業していたのですが、その後「ヘルス天神」に改称。
地元の温泉ファンの間ではなぜ改称の必要があったのか、当時話題になりました。
どうやら“健康”を売りにして、他の日帰り温泉とは一線を画すという狙いがあったようなのですが・・・
 
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「天神の湯」時代との違いは、廊下に簡素な健康器具が並べられただけ(笑)
しかも目の前が喫煙所って・・・おいっ!この日、これらの健康器具を使っている人はいませんでした。
ちなみに浴室に向かうにはここを通過しなくてはなりません。
健康増進のためにも、分煙はしっかりしてもらいたいものです。
 
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ところで、館内で気になる掲示を見かけました。「露天風呂は使用できません」・・・う~ん、これは残念。
まあ、内風呂で我慢することにしよう。と、思ったら・・・
 
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露天風呂に湯が張ってあり、お客さんもごく普通に入っているではありませんか。もう訳が分かりません。
 
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露天風呂といっても今の時期は冬囲いをしているため、外の景色を眺めることはできません。
でもその分、ちょっとした湯治場のような雰囲気を醸し出していて、なかなかいい感じです。
湯は薄い褐色で微アブラ臭を放ちます。塩分濃度がかなり高いため、温まり効果も抜群です。
 
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露天風呂には、以前来た時には見かけなかった湯の投入口がありました。最近増設されたのかな?
「この湯は飲めません」と書いてあるけど、飲泉許可を取っていないってことなんだろうと思い、
自己責任で飲んでみました。塩スープ味で美味しいじゃん♪
・・・なんて思ってたら、何とこの湯は内風呂のオーバーフローでございました。(どうりでいいダシが!?)
 
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この日、内湯は混雑しており、湯気が充満していたこともあり、写真は撮りませんでした。
ちなみに内気のこもる内湯では、この湯の臭気をより強く感じることができます。
それは鼻にツーンとくる、はっきりとしたアンモニア臭。これはなかなか強烈です!
アンモニア臭に関しては、間違いなくあの「西方の湯」を上回ります。 いろいろな意味でクセになりそう・・・