まるで塩をかけられた青菜のような日々を送っている自分を、どうしたら奮い立たせることができるだろう?
いろいろと思案した結果、ガツンと熱い湯に入るのがいいかもしれない、という結論に達しました。
 
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そこでやって来たのがこちらの温泉。阿賀町にある「かのせ温泉赤湯」です。
磐越自動車道・津川ICからのアクセスが良好な場所にあり、新潟市からでも出かけやすい温泉です。
 
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入口には和紙で作られた行灯が。やわらかな光が癒しの世界へと誘うかのようです。
 
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しかし、驚いたのが、玄関前が真っ赤なこと!雪を消すために源泉をまいたのでしょうか?
この時点で、泉質がいかに優れているかを如実に物語っています。
建物の中に入る前に、マニアックな視点で周辺を散策してみることにしました。
 
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すると、すぐ近くにこんな建物が。「かのせ温泉除鉄装置機械室」と書かれています。
赤い湯は鉄分に由来するのですが、ここで鉄分を除去してから浴槽に供給しているようですね。
 
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また、こんな魅惑的な物体を発見。私には湯船に見えてしまいます(笑)
もっとも、この日は湯の垂れ流しはありませんでしたが。
 
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さらにはこんな光景も。パイプからの垂れ流しはありませんでしたが、U字溝が赤く染まっていることから、
日によってはここに源泉がドバドバ垂れ流されるのだろうと想像しました。
 
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一方、駐車場では塩ビパイプから湯が垂れ流されていました。消雪用ということでしょう。
触ってみるとかなり温かったので、これは使用済みの温泉だと思われます。
さて、お目当ての浴室に向かうとしますか。中に入ると、日曜日ということもあり、かなり混雑していました。
現在、土日祝日は磐越自動車道が無料開放されていることも影響しているんでしょうね。
 
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混雑していたので、浴室内の写真もほとんど撮れませんでした。かろうじて撮ったのがこの1枚。
除鉄されてはいるものの、赤茶けた源泉がドバドバ投入されていていい感じです。しかも循環はなし。
ところでこの温泉、熱いんですよ。3つ湯船があるのですが、この源泉浴槽は48.0℃!
多くの人がチャレンジするもその熱さに悲鳴を上げ、すごすご退散していきます。
私はというと・・・肩までしっかり浸かり、数分間じーっと入浴。きっと間抜けな「どや顔」で・・・