この2月は大雪のためなかなか遠出をする気になれず、近場の温泉で済ませることが多かった私。
先日はこんな温泉に行って来ました。

その温泉へと続く道。未舗装のガタガタ道です。どこか遠く人里離れた場所の光景のようですが・・・
実はここ、新潟市内なんですよ。

到着しました。「カーブドッチ ヴィネスパ」です。この温泉、日帰り入浴のほか宿泊もできます。
開業してまだ3年しか経っておらず、建物は非常にきれいです。

中に入ると、気品の漂う空間が広がります。高級なリゾートホテルにでもやって来たかのようです。

この施設の特徴の1つに、小学校入学前の子どもは入館できない、ということが挙げられます。
なので館内は非常に静かで、落ち着いた雰囲気です。

ここは調度品の1つ1つが凝っていて、それだけでもリッチな気分になれるのですが、温泉も本格的。
泉質の異なる2つの源泉を楽しむことができるのです。

こちらが内湯。この湯船には第2号源泉(後述します)がかけ流しで供給されています。
窓が大きいため明るく開放感があります。浴槽の縁に桧の枕があり、ここに頭を載せて外の景色を楽しめます。
洗い場に備え付けられているシャンプー・コンディショナー・ボディソープも高級感があります。

露天風呂は大小2つの湯船があります。こちらの露天風呂(大)にも第2号源泉が使用されています。

第2号源泉は「ひすいの湯」と名付けられています。pH9.1のアルカリ性単純温泉でツルツルしています。

素晴らしいのはその臭い。アブラと粘土が混じったような、温泉好きにはたまらない芳香を放つのです。
その臭いは湯口で存分に楽しむことができます。

一方、こちらが露天風呂(小)です。こじんまりしていますが、それでも大人5~6人は楽に入れます。

この露天風呂(小)には、「るりの湯」という名の第1号源泉が用いられます。もちろんかけ流し。
無色透明でほとんど無味無臭ですが、湯船が小さい分、湯の鮮度も良好です。
この日はあいにくの雪模様でしたが、晴れていれば露天風呂から角田山が一望でき、眺望も抜群なんです。

さらにはサウナ、水風呂もありますので、長時間滞在してループで温泉を楽しむこともできるのです。

湯上りにはこんなソファーに座って、のんびり雪景色を楽しむのもいいですよね。
レストラン、お土産コーナー、談話室などなど設備は充実していますので、1日のんびり過ごすことが可能です。

また、隣接してワイナリーもあります。一度館外に出て、ワインを飲んだ後再入浴することもできます。
さて、これだけ設備が充実していると、さぞかし入浴料も高いのでは、と思った方もいるかもしれませんよね。
料金は1,000円と決して安くはありません。(でも、この設備なら納得、という感はあります)
しかし、土日祝日の6~9時は500円、平日の17~22時は600円で入浴可能。これは満足度が高い!
詳しくは公式ホームページをご覧ください。とにかく1度来てみる価値ありの温泉です。
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