いわゆる“センター系”の温泉にはめったに行かなくなってしまった私。(屈折していることは自覚してます・・・)
でも泉質が優れていて、かつ、湯の使い方が良好であるならば、センター系でも行ってみたくなるものですよね。
 
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やって来たのは長野市の「国民宿舎松代荘」です。まず気に入ったのがこの光景。道路に面して桜の木、
レトロな郵便ポスト、素朴な佇まいのバス停。桜は蕾ですが、とってもいい構図で絵になると思いませんか?
 
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建物は新しくて立派です。景観への配慮なのか、建物の高さが低く抑えられています。これも好印象でした。
 
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脱衣所にはこのようなうれしい掲示が。泉質の良さを最大限に活かしてくれるのは本当にありがたいですよね。
 
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また、浴室の入口にはこのような掲示もありました。きっとメンテナンスも大変なんでしょうね。
 
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これは凄い!広々した浴室に大きな湯船があり、ミカン色の美しい湯が満々と湛えられています。
浴槽の縁も析出物でコーティングされ、センター系でありながら風情を感じさせる空間になっていました。
 
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また、このような半身浴槽もありました。湯はやや温めなので、長湯するにはいいと思います。
 
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でも、私が一番気に入ったのは露天風呂です。湯はかなり熱めで、他のお客さんは「熱っ!」を連発してました。
私にはちょうどいい温度なんだけどな~
 
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源泉は湯口からドカドカ投入されています。最初は透明ですが、空気に触れることでミカン色に変化します。
 
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湯は析出物でコテコテになった浴槽の縁の切込みからザーザー流れ出します。この豪快さがうれしくなります。
 
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そして、床には見事な千枚田が。これを足で踏みつけるのは申し訳ないような気にさえなってきます。
 
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1つだけ残念だったのは、露天風呂といっても、塀と屋根に挟まれた細長い空が見えるだけだったこと。
もう少し眺めが良ければパーフェクトなんですけどね。
 
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結局私は、ほとんどの時間をこの露天風呂で過ごしました。センター系で長湯したのは久しぶりでした。