和歌山県内のとあるグラウンドにやって来ました。別に大会観戦が目的ではありません。
むしろ、大勢の人がいると困る訳でして・・・
 
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グラウンドに人影はありません。私はホッと胸をなでおろしました。あっ!早速お目当てのものを見つけました。
 
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実はこれ、温泉の井戸であり、経緯は知りませんが、天然温泉が24時間垂れ流しの状態になっているのです。
もしかしたら、スポーツ後の汗をここで流してください、っていう粋な計らいなのかもしれませんが・・・
 
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温度は25.5℃とかろうじて温泉法の規定に到達。確かに運動後のクールダウンにはちょうどいいかも?
 
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源泉はちょっとした池になっているのですが、浸かるには浅過ぎ。それに、底に泥が堆積してしまっています。
 
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そこで、お決まりの塩ビパイプ&たらい登場!漏水しないよう、手をエルボ代わりにパイプに添えます。
 
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すると、脇に置いたたらいに源泉が勢いよく溜まり始めました。いつものことながら、ワクワクしてしまいます。
 
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さあ、準備が整いました。今回もなかなかユニークな湯浴みになりそう・・・と思った途端、緊急事態発生!
何と、すぐ脇にバスがやって来ました。このバスは路線バスで、どうやらここはバスの回転・待機場のようです。
う~ん、これは困ったなあ。運転手さんもこちらをチラチラ見ているし。でも、入浴を断念したくはありません。
この時は私は思いました。こういう時こそ発想の転換が必要。ピンチをチャンスに変えよう!
 
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まずは、ビクビクせず、堂々と入浴しよう。そうすれば、この情熱(?)が運転手さんに伝わるかもしれない。
それに、バスが横付けされたおかげで、ある意味目隠しになって好都合ではないか。これはラッキーなんだ。
ドライバーも、バスに気を取られて、たらいに気づかないかもしれないし。(←無駄に前向き過ぎだろ!)
 
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入浴を終え、やっぱりバスの運転手さんにご挨拶しておこうかなと思い、バスに近づいてみると、
運転手さんは後部座席でお昼寝の真っ最中でした・・・