和歌山県には、海岸部だけではなく、内陸部にもいくつかの温泉地があります。
 
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そのうちの1つ、奥熊野温泉「女神の湯」にやって来ました。GW期間中だというのに、人の気配がありません。
少々不安になった私ですが、事務所から管理人さんが登場。そのまま外で入浴料(650円)を支払いました。
 
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事前の情報では、その管理人さんとは別に、この温泉には“主(ぬし)”が存在するというのですが・・・
どうやら浴舎の向かいの建物におられるようですので、挨拶することにしましょう。
 
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その“主”とは、イヌワシなんです。どれどれ、とケージをのぞき込んでみました。
 
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お~、なかなか凛々しい姿ではありませんか。ちなみに、お食事を終えたばかりの様子です。
さすがは食物連鎖の上位に君臨する猛禽類。ケージ内には生々しい食事の跡が残されていました。
本日お召し上がりになったのは、若い鶏のようです・・・
 
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さて、今回の温泉ですが、非常に効能が高いようです。エイジングに伴う健康不安を自覚しつつある私。
この掲示板を見て、積極的に飲用してみたくなりました。
 
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早速浴室に向かいます。離れになっているので、ドアを開けるとすぐそこが脱衣所になります。
 
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脱衣所にはこのような注意を促す看板が。実はこの温泉、ツルスベ感が非常に大きいことで知られています。
 
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浴室はとてもシンプル。手入れが行き届いていて、気持ちのよい空間になっていました。
 
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源泉は、浴室の角の壁から無骨に飛び出したパイプによって投入されます。残念ながら循環のようです。
その効能に期待して、早速飲んでみようと思ったのですが・・・
 
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ええ~っ、飲んじゃいけないの?飲用の適応症を掲示しておきながら飲ませないなんて・・・そんな殺生な!
(5枚目の写真をよく見ると、飲みたい場合は事務所に申し出るようにと書かれています)
 
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窓の外は森。天気が良かったので、窓を全開にしてみました。初夏の日差しと薫風が浴室内に行き渡ります。
 
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さあ、いよいよ全身入浴です。なるほど、噂通りのヌルヌル感ですね~。ローションを塗ったみたいで快感♪
 
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効能豊かな温泉浴と森林浴を同時に楽しめるこの温泉。心身ともに、デトックス効果が大きいと思いました。