三重県の菰野町役場にやって来ました。
 
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町役場にしてはかなり立派な建物です。この町の財政事情は結構いいのかな、なんて思いました。
 
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役場に隣接して公園や図書館があり、町民の憩いの場になっています。住みやすそうな町ですよね。
 
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さて、この町役場のすぐ脇に川が流れているのですが、その河川敷に珍しいものがあります。
堤防上に立つと目に留まるのは・・・
 
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芝で描かれた温泉マーク!これはどういうことなのでしょう。ワクワクしながら堤防を駆け下りました。
 
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実はこの河川敷に温泉があるのです。「せせらぎの湯」といいます。
 
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この温泉、冬期間は閉鎖されるのですが、夏場は毎日利用することが可能。しかも無料なんです。
これは太っ腹ですよね~。なお、必ず水着を着用しなければならないなど、利用にはいくつか条件があります。
 
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プレハブですが、男女別に更衣室も用意されています。至れり尽くせりといった感じです。
 
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この看板を見て、私は思いました。私も一応、ヒトという哺乳類の端くれなんですけど、構いませんか・・・(笑)
さあ、水着に着替え、いざ湯船へ。この日の一番乗りを狙って、オープンを待っての入浴です。
 
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湯船はかなり大きく、仕切りによって2槽に分かれています。手前側の湯が奥側にオーバーフローする仕組み。
訪問時はオープン直後とあって、奥側の湯船には、まだ湯が溜まっていませんでした。
 
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それでも湯船は広々。なお、私はこのブルーシートで囲まれた一角に陣取りました。
あれ、そんなに恥ずかしがり屋だった?なんて、思った方もいるかもしれませんよね。
 
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実はこの付近に源泉の投入口があるのです。湯船に無骨に沈められた塩ビパイプから、
熱い湯がドバドバ注がれます。やや黄色みがかっていて、ほのかにアブラ臭がします。侮れない湯です。
 
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また、こんな面白いものがありました。管理人さん曰く、黄色いキャップを外してごらん、とのことなのですが・・・
 
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キャップを外すと、日除けの屋根に取り付けられた細い塩ビパイプから、湯がドバドバと出てきました。
どうやらシャワー兼打たせ湯のようです。なかなか心憎い“工作物”だと感心してしまいました。
 
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あいにくの曇り空ではありましたが、開放感があって大変気持ちよく湯浴みをすることができました。
リタイアしたら、こんな町でのんびり暮らすのもいいのかも・・・