紀伊半島遠征からの帰り道に、三重県菰野町にある片岡温泉に立ち寄りました。いわゆるセンター系ですけど。
 
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この温泉、入浴料は600円とやや高めですが、温泉ファンの評価がかなり高いことで知られています。
「源泉100%そのまま掛け流し」の文字が誇らしげです。営業時間もセンター系にしては長く、頑張っています。
 
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こちらが建物の外観。なかなか立派な造りです。内装も結構凝っていて、お洒落な雰囲気が漂っていました。
なお、こちらは基本は日帰りですが宿泊も可能。2階部分が宿泊用の客室になっています。
リーズナブルな料金で宿泊できるとあり、休前日は予約が取りにくいようです。
 
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建物の脇には線路があります。近畿日本鉄道・湯の山線です。約20分間隔で列車が運行されており、
列車の通過時にはガタンゴトンという音が、露天風呂に響き渡ります。
 
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その列車の乗客にアピールするためでしょうか、線路側の壁面に大きな「片岡温泉」の文字が。
こんなところがちょっぴりB級感を醸し出していてうれしくなります。
 
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さて、いよいよお目当ての浴室を目指します。加温なし・加水なし・循環なしを謳う温泉の実力はいかに?
 
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浴室は広々していて快適そのもの。設備についても、まったく不満はありません。これなら600円でも安いかも。
扇形をした湯船はかなり大きいのですが、投入される湯の量が豊富なので、湯の鮮度が良好だと感じました。
 
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そして露天風呂。こちらもゴボッゴボッと音を立てながら源泉が豪快に投入されています。
間欠泉みたいな強弱があって、時折勢いよく噴出します。
眺望はイマイチといったところですが、優れた泉質がそれを十分に補ってくれています。
なお、残念ながらすぐ脇を走行する列車の姿は見えません。(←見えたらやばいでしょうが!)
 
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また、この温泉のもう1つの特徴として、「ドッグスパ」があることが挙げられます。犬好きな私には興味津々。
今は犬は飼っていないのですが、もし愛犬と一緒に温泉に入れたら、さぞかし幸せでしょうね。
もっとも、こちらの「ドッグスパ」では、犬と人間の混浴は想定していないようですが・・・(笑)
 
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なお、この片岡温泉は、今年の9月にリニューアルするそうです。どんな風に進化を遂げるのか楽しみです。