宮城県内のとあるキャンプ場にやって来ました。
 
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以前、この道路を走行した際、気になったことがありました。今回、それを確かめてみようと思ったのです。
 
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何が気になったかといいますと、側溝からもうもうと湯気が。その時は気になりつつも通過しただけでした。
今回は猛暑の日でしたので湯気は見られませんでしたが、やはり熱い湯が凄い勢いで流れています。
 
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この湯がどこから来ているのか、追跡を開始すると、まずこんな場所を発見しました。心躍る光景です。
 
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温度を測定してみたら、74.6℃もありました。これは未利用のまま捨てられていると考えるのが妥当でしょう。
実にもったいない話です。
 
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もっとも、すぐ側には卵の殻が転がっていました。どなたかがここで温泉卵を作って食べたみたいです。
こんな感じで、この温泉を有効活用している人もいるようですね。さて、さらに追跡を続行します。
 
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すると、このような建物が見えてきました。源泉を管理する施設のようです。
 
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こちらの樽状の巨大な物体は貯湯槽だと思われます。天井から突き出したパイプから湯気を放っています。
 
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ここにも心躍る光景が。状況から判断すると、オーバーフローした源泉がここに捨てられているようです。
これが先ほどの温泉卵造り場(仮称)、側溝へと流れていくものと断定しました。
 
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ここでは2本のパイプから源泉が垂れ流されています。温度を測定してみると、まず1本目は67.1℃でした。
 
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そして、もう1本は78.4℃とさらに高温。このコンクリート枡に入るのは到底無理であることが分かりました。
なお、温度が異なるということは、泉源は別だと考えてよいでしょう。このブレンド泉にぜひ入ってみたいなあ。
たらいを脇に設置し、灯油ポンプかバケツで湯を汲んで一定時間放置すれば適温での入浴が可能ですが、
残念ながらその時間的余裕はありません。今回は下見ということにしておきましょう。
 
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さらに周辺を“物色”していると、もっと簡単にたらいに湯を導く方法を発見してしまいました。
もう少し気温が下がったら、ここでソロキャンプをしようと思います。
温泉卵を頬張りながら、満天の星空の下でのたらい入浴・・・今から楽しみです♪