いわゆる“超秘湯”マニアなら、誰もが一度は目指すであろう聖地が青森県にあります。
このブログでも、すでに何回か紹介していますが、私にとっては実にほろ苦い思い出の場所になっています。
(1枚目・2枚目の写真は、2010年5月上旬に撮影)
 
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例えば、こちらのポリバス温泉。ここでは、住民の通報により駆け付けた警察官から痛恨の職務質問・・・
 
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一方、こちらの用水路脇コンクリート枡温泉。ここでは小魚の死骸を浮かべての入浴を満喫(笑)
・・・と、もうこれだけでも十分ディープなエリアであることは間違いないのですが、実はまだ続きがあるのです。
このエリアのどこかに、ひっそりと垂れ流されている温泉がもう1つあるのだとか。さて、発見できるでしょうか?
もっとも、下手に聞き込みをすれば、また通報される可能性が大。ここでは慎重な行動が求められました。
 
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もう頼れるのは自分の勘しかない。そう思って探索を行っていると・・・あれっ、何だこれは!?
 
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わ~、これですよこれ、ターゲットの垂れ流し温泉は。手がかりは皆無に等しかっただけにビックリしましたね。
我ながら、こういうことに関しては、鋭い嗅覚を持っているようだと感心してしまいました。
 
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温度は20.6℃と低く、冷たく感じられます。しかし、この日は残暑が厳しかったので、全然問題ありません。
 
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この源泉井戸ですが、温泉目当てで掘られたものの、温度がなかったため放棄されたとの情報があります。
普段は近所の人々が野菜などを洗うのに使っているのかもしれませんが、真相は不明です。
 
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さて、お待ちかねのたらいをセットです。ここは国道から離れていますので、人目を気にすることもなさそうです。
どなたかが置いていったタイヤも、私には、どうぞここにたらいを置いてください、というメッセージに思えました。
 
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いや~、これはさっぱりして気持ちいい!汗を流すのにまさにうってつけの温泉と言えますね。
聖地と呼ばれるだけあって、本当にこの地は奥が深いなって、しみじみ思いました。
 
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すぐ側には、色づき始めたリンゴ畑が広がっています。実りの秋到来ですね~
 
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と、ここでリンゴ畑に気になる物体を発見。地中から突き出した塩ビパイプの先端から水が漏れ出しています。
付近に動力装置が見当たらないことから、どうやら自噴しているようなのですが・・・これは気になるなあ。
しかし、この時期リンゴ畑に侵入することは泥棒に間違えられる可能性が高いので、今回は見学のみ。
もしかしたら、この聖地には、まだまだ知らない温泉がたくさん眠っているのかも・・・