秋晴れの早朝、秋田県山中のダムにやって来ました。
どうしてまたダムなんかに・・・ってもうバレバレだと思いますけどね。ちなみにダムの世界も奥が深いんですよ。
例えば「ダムカード」って知ってますか?私は手を出していませんが、実にマニア心をくすぐるアイテムなのです。
私が訪ねたのは水沢ダム。現地の看板にもしっかり記載がありますが、ダム下で冷泉が湧いているのです。
早速調査開始。この水沢ダムによって川が堰き止められて形成された湖は、峰水湖と呼ばれています。
堰堤からの峰水湖の眺めもなかなかのもの。紅葉が見頃の時季に、また来てみたいと思いましたね。
さて、堰堤から下流側をのぞき込むと・・・あっ、あそこだな。(写真の中央部付近に注目)
堰堤の下には階段を使って下りることができます。何だかワクワクしてきました。
見つけました。これが看板にあった「水沢冷泉」です。温泉ファンの間では「峰水湖冷泉」とも呼ばれています。
いい佇まいですねえ。しかし、私のテンションは上がることはありませんでした。なぜだと思いますか?
ここに出かけるにあたり、当然下調べをしたのですが、その段階で今はもう冷泉が出ていないことを知りました。
デマであってくれと祈るような思いでやって来たのですが、情報は本当でした。残念でなりません。
この丸型たらいに溜まっているのは、ただの雨水と見て間違いなさそうです。
こちらの手動式ポンプを動かしてみましたが、冷泉が湧き出てくる気配は一切なし。もう完全にダメみたいです。
硫黄臭プンプンの冷泉は、猛暑の時季なら気持ちよく入れること間違いなしだと思っていたんですけどね。
奇跡の復活を信じてマイたらいを持参したのですが、それも徒労に終わりました。
どうでもいいことですが、上の写真、私の角型たらいと現地に置かれていた丸型たらい、面白くありませんか?
ばったり出会ってしまい、互いに牽制し合っているカブトムシとクワガタのようです・・・(←本当にどうでもいい!)
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