今回ご紹介する温泉は、とても親切な野湯です。どこが親切かといいますと・・・

こんなふうにきちんと案内看板が設けられているのです。これなら迷うことなく到達することができそうです。

しかも駐車場を完備しています。ただし、ここに至るまでの道はかなり細く、対向車が来ないことを祈りました。
駐車場の脇では梅の花が見事に咲いています。さすがは南国・鹿児島、春の訪れが早いですね。
すっかりご機嫌になった私は、お目当ての「和気湯」に向かって浮かれモードで歩き始めました。ところが・・・

えっ、これがその露天風呂?そこには確かに「日」の字の形をした湯船があり、湯が注がれてはいたのですが、
ほとんど手入れがなされていないようで、周囲はかなり汚れていました。いったい、どうしてしまったんだろう?

実は、この「和気湯」は個人所有の温泉。所有者のご好意により開放され、観光地として整備されています。
しかし、訪問日は本格的な観光シーズンにはまだ早い閑散期。時季外れは清掃もしないのかもしれません。

しかも、湯の温度も29.6℃とかなり温め。これでは早春に入ろうという変わり者はほとんどいないのでしょう。

もっとも、自他ともに認める変わり者の私は、当然入る気満々なのでした。「志」と書かれたポストにお金を投入。
湯船の周囲に囲いは一切なく、丸見えの状態ですが、気にせず入ることにしましょう。

うーむ。湯の表面にはいろいろなものが浮いています。さすがの私も、これには一瞬たじろいでしまいました。

意を決して湯に身を沈めると、意外にもなかなか気持ちいいではありませんか。きっと真夏なら最高でしょうね。

なお、「長時間の入浴は、ご遠慮下さい」とのことでしたので、速攻で入浴を終了しました。(そりゃそうですよね)
しかし、これにて撤収した訳ではありません。実は、ここにはもう1つ、とっておきのお楽しみがあるんですよ。

それがこちら。「和気湯」の露天風呂の前を川が流れているのですが、その川底からも湯が湧いているのです!

近づいてみると、川のあちこちからプクプクと泡が立っています。本当に鹿児島って凄いですね。

湯は27.5℃と、「和気湯」の湯船よりもさらに低温。でも、温泉法の規定にはしっかり達しています。

場所によっては川の冷水に負けてしまい、かなり冷たかったのですが、川原の野湯を満喫しました。
ちなみに、すぐ近くにある観光名所「犬飼の滝」には行きませんでした。やはり私、かなり屈折してますよね・・・
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