今回の鹿児島遠征は、レンタカーをフル活用した3泊4日の行程でした。夏場なら車中泊もありなのですが、
さすがの南国・鹿児島でも冬は道路が凍結する日もあるくらい夜は冷え込むので、温泉宿に宿泊したのでした。
 
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初日に宿泊した宿を紹介しましょう。妙見温泉「秀水湯」です。国道223号線に面して立地しています。
 
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こちらの温泉宿のユニークな点は、指圧治療院を併設しているということ。湯治には持ってこいと言えるのでは。
 
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温泉のみの日帰り利用も可能です。入浴料は大人200円で、この竹筒に投入する仕組みになっていました。
 
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浴室に向かうにも宿泊棟に向かうにも、治療院の脇の小道を進んでいきます。ワクワクするアプローチです。
 
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こちらが私の宿泊した部屋です。玄関らしきものは特になく、サッシから直接出入りするようになっていました。
部屋の中はどんな感じなのでしょう?まあ、私の場合、晩酌をして布団で寝ることができれば十分なのですが。
 
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おお、これはいいですねえ。思わず「ただ今~」ってつぶやいてしまいそうなくらい、生活感に溢れています。
コンロに流し台、鍋などの調理器具や食器類も完備。これなら自炊しての湯治を十分満喫できそうですよね。
 
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しかも、驚いたことに、流し台の左側の蛇口からは温泉が出てくるようになっていました。湯が豊富なんですね。
部屋での飲泉はもちろんのこと、温泉を使った創作料理にもチャレンジできるのではないでしょうか。
 
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う~ん、こんなに素敵な部屋なのに、たった1泊しかしないのはもったいないような気がします。
こんな宿で数日間、温泉に浸かりながらのんびり過ごすことができたなら、本当に幸せですよね。
 
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また、飲泉所は部屋の外にもあります。飲んでみると、実にまろやかな味で、体にもよさそうな感じでした。
 
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私の泊まった部屋は、浴室に一番近い部屋でした。浴室の排気口から湯気がたなびき、いい雰囲気ですね。
 
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さあ、待望の浴室に行ってみましょう。まずはこちら。男性専用の打たせ湯ということなのですが・・・
 
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コンクリートブロックの壁に、コンクリートの浴槽。そこに無造作に湯が上から落とされています。
一見、殺風景な浴室ではありますが、温泉好きにはたまらない極上な空間だと思いました。
 
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しかし、私が楽しみにしていたのはメインの浴室です。温泉マニアの評価が高いことで知られています。
 
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湯気が充満していたので、いい写真が撮れませんでしたが、その魅力が伝わるでしょうか?
評判通りの光景に、私はすっかり陶酔状態に陥ってしまいそうでした。それ程、素晴らしい浴室でした。
 
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特に凄いと思ったのは、湯の投入量です。その豪快さに、普段無表情な人でもつい吹き出してしまうのでは?
湯船の大きさからすれば、明らかにやり過ぎと思える程で、その恵まれた湯量には感心してしまいましたね。
 
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当然、湯船からは常時湯が溢れ出しています。この湯が湯船に滞在していた時間はどれくらいなのでしょう。
鮮度のいい湯が、もう捨てられるのはもったいないです。成分の影響で床が赤く染まっているのも印象的です。
 
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いや~、ここを宿に選んで本当によかったです。ちなみに宿泊料はいくらだったと思います?
何と、1泊2,800円(素泊まり)と格安なんです。楽天トラベルで予約できる手軽さもうれしかったですね。
 
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なお、宿の前には、国道を挟んで天降川が流れています。この日は朝の冷え込みが厳しかったこともあり、
川から立ち上がる湯気が実に幻想的でした。この川には相当温泉が流れ込んでいることは間違いありません。
今回は駆け足での滞在でしたが、次回はゆっくり滞在したいです。でも、次回っていつだ・・・?