静岡県掛川市の山中にかなりユニークな温泉があると知り、行ってみることにしました。

その温泉とは、倉真赤石温泉です。パンフレットでは、「泉質は東海一」と豪語しています。その実力やいかに?

なお、入泉料金は強気の1,050円!普段の私なら、あっさりパスしてしまいそうなお値段です。
でも、めったに来れない場所にあるので、今回は“持ってけドロボー”気分で料金を支払って入ろうと思います。
不便な山の中にあるのに元旦も休まずに営業しているとは、なかなか頑張っていますよね。

本当にこんな山の中にあるのかと、少々不安になりかけていた頃、ようやく目的の温泉に到着しました。
この時点ですでにB級臭がプンプンと漂っています。これはタダモノならぬ温泉であることは間違いありません。

う~ん、何だかバカにされてるように思えるのは気のせい?異次元空間に迷い込んでしまったかのようです。

日曜日だというのに人の気配がありません。経営の傾いた遊園地のような雰囲気が漂います。大丈夫なの?

しかし、玄関の扉は開いており、ちゃんと暖簾が出ていたので一安心。ご主人が明るく出迎えてくれました。

料金を支払い、早速脱衣所へ向かいます。脱衣所の壁には「湯船に湯の華ゆらゆら」と書かれた色紙が。
さすがは(自称)東海一の泉質のことだけはあります。いやがうえにも期待が高まってきてしまいました。

おお、これはなかなかシンプルな浴室ですね。湯船のこの無骨な感じもまた結構いいなって思いました。

ちょろちょろとではありますが源泉かけ流し。単純硫黄冷鉱泉で加温されていますが、しっかり硫黄臭がします。
しかも、舐めてみるとなかなかのすっぱ味ではありませんか。泉質は結構レベルが高いと思いました。

浴槽内には湯垢・・・じゃなかった、湯の華がたくさん浮遊しています。見た目にはまったく美しくはありませんが。

また、絶景かどうかはさておき、窓の外にはドーンと山の景色が広がります。世俗を離れた感が十分あります。

なお、洗い場には「シンプウ」を完備しています。このように、ツッコミどころ満載でございます(笑)

入浴後は広間に案内され、ご主人手作りの餃子をごちそうになりながら、いろいろとお話を伺いました。
結局、この温泉はほとんどご主人が道楽でやっているようです。人生について大いに語る姿が印象的でした。
なお、こちらの温泉の本当のお勧めは屋上の源泉風呂なのですが、残念ながら訪問時は入浴不可でした。
これはいつかまた再訪しなくてはなりませんね。新潟からは遠いので、いつになるのか分かりませんけど。

ちなみに、パンフレットもツッコミどころが満載です。う~ん、まるで媚薬のような温泉ですね・・・
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