青森県の弘前には、市街地にも郊外部にも、1日では回りきれないほどたくさんの温泉があります。
 
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弘前市土手町にある「朝日会館」にやって来ました。ボウリング場やパチンコ店などが入った大きなビルです。
最寄駅はJR奥羽本線の弘前駅ではなく、弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅になります。
 
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意外なことに、このビルの5階で天然温泉に入ることができるのです。さすがは弘前。感心してしまいます。
しかも、看板には「岩木山を一望できる天然温泉」とありますから、眺望も大いに期待できそうです。
 
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この「アサヒサウナ」は24時間営業である点もポイントが高いですね。ただし、男性専用となっています。
(女性の方には申し訳ございませんが、せめてこの記事を読んで入った気になってくださいね)
 
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入浴プランは豊富にあり、最安のコースを選択すれば500円で利用することができるのでリーズナブルです。
宿泊用のカプセルの設備もありますので、ホテル代わりに利用することも可能です。
 
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備品も充実していますので、手ぶらでやって来たとしても大丈夫です。館内はとても快適な空間でした。
 
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浴室には、超音波温泉バス・バイブラ温泉バス・水風呂の3つの湯船があり、サウナとのループが可能。
サウナが好きな方であれば、満足すること間違いなしの設備が整っています。
 
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さて、お目当ての温泉ですが、こういう施設の場合、塩素臭が充満していてがっかりすることが多いですよね。
ところがここは違うのです。
 
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何と、アブラ臭の香る良質な源泉が、常時湯船に投入されているのです。これには感動してしまいました。
(源泉についての詳細は、こちらの温泉分析書をご覧ください)
 
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う~ん、市の中心部でこんな温泉に入れるなんて、弘前って凄い町だなーって改めて感心しましたね。
もし私が弘前に住んでいたら、飲み会の度にお世話になることはほぼ間違いないと思われます。
そうそう、浴室から岩木山はどんなふうに見えるかといいますと・・・
 
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ご覧の通りです。この日はあいにくの曇天で山頂が雲に隠れてしまっていましたが、看板に偽りなしですね。
壁画ではなく、実物の岩木山を眺めながらの入浴は、日頃の心身の疲れを癒すのに十分過ぎるほどでした。
 
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ただ、窓ガラスが曇りがちなのが難点でしたけど。岩木山とアブラ臭と私。弘前の温泉、大好きです!