どうやら私は、ディープな青森県の中でも特にディープなエリアに足を踏み入れてしまったようです。
 
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例えばこの緩い坂道。向かって左側の道端だけがなぜか濡れています。これは一体どういうことなのでしょう?
 
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あっ、これは!何と、ここにも垂れ流しの温泉があるではありませんか。この存在は現地で初めて知りました。
 
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源泉は側溝へと流れ込むのですが、勢い余って周囲に飛散し、それが道路の端を流れ下っているのでした。
湯が直接当たる部分は温泉成分で赤茶色に変色し、間接的に飛沫が到達する範囲には藻が発生しています。
 
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温度は44.9℃と超適温。こんなにも理想的な温泉を未利用のまま捨てているなんて罰当たりですよね。
この状況を目の前にして私がもたもたするはずもありません。即決でフライング・・・いやタライングゲットです!
 
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これは素晴らしいですねえ。持参した塩ビパイプをわざわざ使わなくても、楽々と湯の直接投入が可能です。
しかも側溝の直上なので、入浴後の湯の排水にも便利ですし。たらいで入るのに打ってつけの温泉といえます。
 
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それにしても湯の勢いは相当のものです。逸る気持ちを抑えきれず、ついついフライングしそうになりました。
 
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いよいよたらいの角から豪快に湯が溢れ出し始めました。これは極上の源泉かけ流し入浴になりそうですね。
 
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はい、もう何も言うことはありません。とにかく気持ちがよくて気持ちがよくて。たらいの夏はまだ終わらない・・・